クレジットカードの審査基準を徹底解説!審査の流れや落ちる理由は?

クレジットカードに申込むと、カード会社による審査が行われます。

審査に通らないとカードを作ることができないため、「審査基準はどれぐらいなのか」「審査に通るには何をすればいいのか」など、気になる疑問を抱いている人も多いでしょう。

クレジットカードの審査基準は公表されていないものの、さまざまな情報から推測できるため、審査に通りやすくするためのポイントを把握した上で申し込んでください。

今回の記事では、クレジットカードの審査基準について解説します。

クレジットカードの審査の流れや審査に落ちる理由、審査に通るためのポイントを参考にしてみてください。

目次

クレジットカードで審査が行われる理由

クレジットカードはサービスの仕組みとして、利用者に対して審査を行わなければなりません。

カード払いでお買い物をすると、代金をカード会社が立て替える形でお店に支払いを行い、後日利用者がカード会社に対して代金を支払う形になっており、利用者の視点に立つと購入日と支払日にズレが生じます。

この購入日に対して支払日を遅らせる上で必要なのが利用者の「信用」で、クレジットカード会社は申込者に対して信用力があるかどうかを審査します。

信用力が不十分な申込者は、利用金額の支払いを滞りなくできないと判断されるため審査に落ちてしまいます。

このようにクレジットカードは個人の信用を元にサービスを提供しているため、カード発行にあたって審査は必ず行われます。

審査なしのクレジットカードはない

クレジットカードは個人の信用を前提にサービスを提供するため、カード発行の際には審査が必ず必要になります。

審査なしで発行できるクレジットカードは存在せず、カード会社は申込者の返済能力や信用力の有無を判断しなければなりません。

一方でプリペイドカードやチャージ型の電子マネーなど、先払いが前提になっているキャッシュレス決済であれば、審査を受ける必要はありません。

審査が不安だからといって「審査なしで発行できるカード」などの表記に飛びつくと、詐欺などの被害に遭う可能性があるので注意をしてください。

審査は申込みだけでなく「更新時」も行われる

クレジットカードの審査は申込時のみ行われるイメージがありますが、実は有効期限が切れた後に行われる「更新」の際にも行われます。

カードを更新する際には、特別な手続きをする必要がないため、何も行われていないと思ってしまいますが、実は更新にあたって継続的に利用をしても問題がないかどうかの審査があります。

審査では「利用期間中に支払いの滞納があったかどうか」「カード以外のサービスで信用情報に問題が生じた」など、今後の健全なカード利用に支障をきたす原因がある場合には、更新できない可能性もあります。

そのため、有効期限の前後でいきなりクレジットカードが使えなくなったというケースもあり得るでしょう。

クレジットカードの審査は申込時だけでなく更新時にも行われるので、支払いを滞納したり、利用規約を破る使い方をしたりなど、審査に悪影響を及ぼさないようにしてください。

クレジットカードの審査基準は主に2つ

クレジットカードの審査基準には主に「返済能力」と「信用情報」の2つがあります。

返済能力は申込者の年収や勤務先、勤続年数などの属性情報を元にクレジットカードの利用代金をスムーズに支払いしてくれるかどうかが判断されます。

信用情報はクレジットカードやカードローン、分割払いなど、信用を元に行った取引の履歴を指しており、信用取引を健全に行えるかどうかがチェックされます。

では、返済能力と信用情報がそれぞれどのように審査されるのか詳しくみていきましょう。

年収や勤務先などの「返済能力」

返済能力とは、具体的にはクレジットカードの利用代金を滞りなく支払いができるかどうかを判断するためのものです。

審査では申込みの際に記入された情報を元に返済能力を審査していきます。

チェックされる申込者の属性情報には以下のポイントがあります。

  • 年齢(未成年か成人か)
  • 職業
  • 住居の種類(持ち家か賃貸かなど)
  • 住宅ローンの有無
  • 生計の人数
  • 固定電話の有無
  • 配偶者の有無
  • 就業形態(正社員か、アルバイトか、無職)
  • 年収
  • 勤務先
  • 勤続年数

例えば、年収が高ければ問題なくカードの利用代金の支払いが可能ですし、正社員で勤務していれば収入が安定するので、支払いが遅れる心配もないでしょう。

その他にも、持ち家を所有していれば、住宅ローンを組んでいる可能性が高く、高額なローンを組むだけの信用力があると判断できるでしょう。

このように申込者の属性情報を1つ1つチェックしながら、返済能力の有無を確認していきます。

自分の返済能力が気になる場合には、クレジットスコアの診断をしてみるといいでしょう。

信用取引の履歴に関する「信用情報」

信用情報とは、クレジットカードやカードローン、スマホの分割払いなど、信用を元に行う取引を利用した履歴のことを指します。

対象のサービスに申し込んだ履歴や1回1回の返済の履歴など、利用情報が事細かに記録されており、個人の信用情報は信用情報機関に保管されています。

クレジットカード会社は申込者の信用情報を照会することができ、過去にクレジットカードの利用で問題がなかったかどうかや、カードローンの返済を滞納していないかなどがチェックされます。

信用情報に問題があると、クレジットカードを健全に利用できない人と評価されてしまうため、審査に落ちてしまいます。

信用情報機関とは

個人の信用情報は「信用情報機関」に保管されています。

主な信用情報機関には以下の3つがあります。

機関名概要
CIC(株式会社シー・アイ・シー)経済産業省が割賦販売法第35条の3の36第1項の規定に基づき指定した機関
JICC(株式会社日本信用情報機構)金融庁が貸金業法(昭和58年法律第32号)第41条の13第1項の規定に基づき指定した機関
全国銀行個人信用情報センター一般社団法人全国銀行協会が設置している機関

自分の信用情報は上記の機関に問い合わせることでチェックすることもできます。

そのため、自分の信用情報が気になる方は信用情報の開示を行なってください。

【開示手順の一例(JICCの場合)】

  1. アプリをダウンロード
  2. 本人認証
  3. お客様情報の入力
  4. 手数料の支払い
  5. 開示結果を受け取る

記録された信用情報は5年程度保管される

一度記録された信用情報は5年程度保管されます。

情報の種類によって差はあり、サービスへの申込み履歴については6ヶ月間のみ保管されるのですが、基本的には5年が基準になります。

そのため、ローンの返済を滞納したり、クレジットカードの支払いに遅延したりなど、信用情報にマイナスの履歴が残ると長期に渡って影響を及ぼします。

たとえ不注意であっても、支払いや返済に遅れると審査に通りにくくなってしまうので絶対にしないようにしましょう。

信用情報機関に登録される主な情報

信用情報には信用取引に関するさまざまな情報が記録されています。

どのサービスと契約しているかだけでなく、返済の履歴や債務整理をしたかどうかなど、幅広い情報が保管されています。

信用情報機関に登録されている主な情報としては以下の通りです。

登録される信用情報内容
本人を特定するための情報氏名
生年月日
性別
住所
電話番号
勤務先
勤務先電話番号
運転免許証等の記号番号等
契約内容に関する情報登録会員名
契約の種類
契約日
貸付日
契約金額
貸付金額
保証額等
返済状況に関する情報入金日
入金予定日
残高金額
完済日
延滞等
取引事実に関する情報債権回収
債務整理
保証履行
強制解約
破産申立
債権譲渡等
申込みに関する情報本人を特定する情報(氏名、生年月日、電話番号及び運転免許証等の記号番号等)
申込日及び申込商品種別等
主な対象サービススマホの分割払い
クレジットカード
賃貸アパート
自動車ローン
住宅ローン
教育ローン

クレジットカードの審査基準は公表されていない

クレジットカードの審査基準は公表されていないため、明確な部分は分かってしません。

ここまでの内容で解説した「返済能力」や「信用能力」は、一般論として審査で重要になる要素ではあるのですが、より具体的に「年収の金額」「勤務形態」「勤続年数」などの基準が示されているわけではありません。

そのため申込前の段階で審査に通るかどうかを明らかにすることはできず、結局は審査に通るかどうかはカード会社次第な部分もあるでしょう。

しかし、クレジットカードの審査に落ちる原因や通るためのポイントは予測することができるので、1つ1つのポイントを意識してより確実に審査に通るようにしてください。

審査の難易度はカード会社によって異なる

審査の難易度はカード会社によって異なります。

例えば、一般カードとゴールドカードでは、ゴールドカードの方が利用者に対して、より高い返済能力や信用情報を求めるため、審査の難易度が上がる傾向にあります。

カードのランクだけでなく、カード会社ごとに審査基準が異なっており、一般的に審査に通りやすい/通りにくいカードもあります。

そのため、審査に通るためには「審査難易度の低いカード会社を選ぶ」ことも大切です。

クレジットカードの審査の流れ

クレジットカードの審査の流れを解説します。

一般的に申込みから発行まで以下のような流れで行われます。

  1. 発行するカードを選ぶ
  2. カード会社に申込む
  3. 審査を受ける
  4. カードが発行される

では、1つ1つのステップを詳しく見ていきましょう。

発行するカードを選ぶ

まず最初に自分が利用するクレジットカードを選びます。

年会費やポイント還元率、サービス内容など、自分の求める機能を持ったクレジットカードを選ぶのが大切です。

さらに、審査に通るかという観点であれば、カードのランクやカード会社の種類など、審査の通りやすいカードを選ぶようにしてください。

カード会社に申込む

発行するクレジットカードを選んだら、公式サイトなどから申込み手続きをしてください。

必要事項を記入して、本人確認や支払い口座の登録を行うと申込みが完了します。

クレジットカードの申込みでは、キャッシング枠の希望額を記入する項目もありますが、キャッシング枠を設定すると審査に通るハードルが上がるので、審査に通ることを優先するなら設定しないのがおすすめです。

審査を受ける

申込み後にカード会社による審査が行われます。

記入された属性情報や信用情報機関から照会した信用情報を元に審査が行われ、カードを発行するかどうかが決められます。

審査に要する期間はカード会社によって異なっており、即日または1日程度で審査が完了するものもあれば、1週間程度かかることもあります。

カードが発行される

審査に通るとカードが発行され、手元に届けられます。

カードの受け取りは郵送で行われることが多く、受け取りの際に本人確認が必要なケースもあります。

審査基準の甘いクレジットカードの5つの特徴

審査基準が甘いクレジットカードにはいくつかの共通点があります。

より確実に審査に通りたいと思っている場合は、以下の5点に該当するクレジットカードを選ぶといいでしょう。

  • 年会費が無料になっている
  • 18歳から申込みができる
  • 学生専用に提供している
  • 流通系の会社が発行している
  • ステータスが高くない

では、1つずつ詳しくみていきましょう。

年会費が無料になっている

年会費が無料のクレジットカードは一般的に審査に通りやすいと言われています。

一般カードなどカードのランクが低いため、利用者に対して返済能力や信用能力がそれほど求められないのに加えて、年会費が有料な一般カードと比較しても審査難易度が下がります。

年会費が有料のクレジットカードでは、年会費で利益を得ているのですが、年会費無料のクレジットカードの収入源はカード利用によってお店から得られる手数料が中心です。

そのため、より多くの方にカードを利用してもらうことが重要で、カードの審査についても基準が甘めになっている傾向にあります。

18歳から申込みができる

クレジットカードには年齢や収入などの申込条件が設定されていますが、その中で「18歳以上から申込めるカード」は審査基準が甘い可能性があります。

カード会社によっては20歳以上を申込条件に設定していることも多いため、それよりも若い18歳から申込めるカードは、審査での収入などのハードルが低いと考えられます。

その他にも「安定した収入」が求められる傾向にあるのですが、その中で「アルバイト可」「パート可」など正社員以外でも申込みができるカードも審査に通りやすくておすすめです。

学生専用に提供している

クレジットカードの中には学生のみを対象に提供している「学生カード」があります。

アルバイト程度の収入しかない学生の方でも審査に通るようになっているため、一般的なクレジットカードよりも審査基準が甘い傾向にあります。

カード会社としては学生のうちからクレジットカードを利用してもらい、社会人になってからも継続的に使ってもらうのが目的なので、審査ハードルも低く設定しています。

そのため、学生の方でクレジットカードを作る場合には「学生カード」を選ぶのがおすすめです。

流通・小売系の会社が発行している

クレジットカードを発行している会社のタイプによっても審査基準が異なる傾向にあります。

主な発行会社は以下のとおりです。

  • 銀行系
  • 航空・交通系
  • 通販・通信系
  • 信販系
  • 流通・小売系

この中で審査基準が甘いといわれるのは「流通・小売系」です。

流通・小売系には「イオンカード」や「楽天カード」などがあるのですが、以下の理由から審査に通りやすいといわれています。

  • クレジットカードを通じて自社のお店やサービスを利用してもらう
  • 主婦や若者をメインターゲットにしている

そのため、流通・小売系のクレジットカードには、年会費無料のものも多いですし、カードの利用者数を増やすことを重視しているため、審査ハードルが低いと考えられます。

ステータスが高くない

クレジットカードのステータスには以下の区分けがあります。

  • 一般カード
  • ゴールドーカード
  • ブラックカード/プラチナカード

ゴールドカードやプラチナカードは一般的にハイステータスカードと呼ばれており、当然ながら審査の難易度も高まります。

審査基準が甘いのは一般カードで、初めてクレジットカードを利用する方や年収などがそこまで高くない方に向けて提供されています。

そのため、審査基準の甘いクレジットカードを選ぶのであれば、一般カードに絞って探してください。

審査基準の甘いクレジットカードおすすめ5選

審査基準の甘いクレジットカードを紹介します。

クレジットカードの審査が不安な方は以下で紹介するカードを選んでみてください。

スクロールできます
カード名JCB CARD W楽天カード三井住友カード(NL)イオンカードACマスターカード
年会費無料無料無料無料無料
ポイント還元率0.6~0.8%1.0%0.5%0.5%0.25%
国際ブランドJCBVISA
JCB
MaterCard
American Express
VISA
Mastercard
VISA
JCB
MaterCard
MaterCard
旅行傷害保険海外:最高2,000万円
国内:ー
海外:最高2,000万円
国内:ー
海外:最高2,000万円
国内:ー
海外:ー
国内:ー
海外:ー
国内:ー
付帯カードETCカード
家族カード
ETCカード
家族カード
ETCカード
家族カード
ETCカード
家族カード
ETCカード
家族カード
電子マネーQUICPay
Apple Pay
Google Pay
楽天Edy
Apple Pay
Google Pay
iD
Apple Pay
Google Pay
WAON
Apple Pay
Apple Pay
Google Pay

では、それぞれのクレジットカードの特徴やおすすめポイントも含めて詳しくみていきましょう。

JCB CARD W

カード名JCB CARD W
年会費無料
ポイント還元率0.6~0.8%
申込条件18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方
国際ブランドJCB
旅行傷害保険海外:最高2,000万円
国内:ー
付帯カードETCカード
家族カード
電子マネーQUICPay
Apple Pay
Google Pay
おすすめポイント①いつでもポイント2倍で還元率が高い
②パートナー店で利用するとポイント最大21倍
③年会費無料で海外旅行傷害保険が付帯

JCB CARD Wは、18歳以上から39歳以下の方を対象に提供している若い人向けのクレジットカードです。(※カードを利用中で40歳になった場合でも継続して利用できます。)

初めてクレジットカードを作るような若い人に向けて提供されているため、審査にも通りやすいと考えられます。

ポイント還元率は常に2倍になる上に、セブンイレブンやスターバックスなどのパートナー店で利用すると貯まるポイントが最大21倍になるなど、ポイントのたまりやすさが魅力です。

その他にも、年会費無料で海外旅行傷害保険が付帯しているなど、利便性の高さにも強みがあります。

利用者側の評価も高いですし、カード会社としても初めてのクレジットカードとしてラインナップしているため、審査に不安な方でも作ることができるでしょう。

楽天カード

カード名楽天カード
年会費無料
ポイント還元率1.0%
申込条件18歳以上の方
国際ブランドVISA/JCB/MaterCard/American Express
旅行傷害保険海外:最高2,000万円
国内:ー
付帯カードETCカード
家族カード
電子マネー楽天Edy
Apple Pay
Google Pay
おすすめポイント①楽天市場でのポイント還元率がアップする
②新規入会ポイントが豪華
③カードデザインが豊富に用意されている

楽天カードはポイントの貯まりやすさに強みのあるクレジットカードです。

審査に通りやすいクレジットカードとしても知られており、利用者側からも「審査が甘い」というイメージを持たれています。

楽天関連のサービスを積極的に利用してもらうためのクレジットカードでもあるため、利用者数を重視していると考えられ、審査のハードルも低いと言えるでしょう。

ポイント還元率についても通常時は1.0%と高く設定されている上に、楽天市場での支払いに使用するとポイント還元率がアップするなど、ポイントが貯まる仕組みが盛りだくさんです。

定期的に実施されている新規入会キャンペーンでは、5,000〜8,000ポイントの特典がもらえるなど豪華なのも特徴です。

カードデザインが豊富でさまざまな絵柄から選ぶことができるので、お気に入りの1枚を見つけられるでしょう。

三井住友カード(NL)

カード名三井住友カード(NL)
年会費無料
ポイント還元率0.5%
申込条件満18歳以上の方(高校生は除く)
20歳未満の方は保護者の同意が必要です。
国際ブランドVISA/Mastercard
旅行傷害保険海外:最高2,000万円
国内:ー
付帯カードETCカード
家族カード
電子マネーiD
Apple Pay
Google Pay
おすすめポイント①対象のコンビニや飲食店で使うと最大15%還元
②ナンバーレスでセキュリティも安心
③年会費無料で海外旅行傷害保険が付帯

三井住友カード(NL)は、カードの券面にカード番号や氏名が記載されていないセキュリティ性の高いデザインが採用されたクレジットカードです。

カードを紛失してもカード番号が流出しないので、万が一の際にも不正利用の被害を防止できます。

三井住友カードの中でも最初の1枚としてのラインナップになっていますし、18歳以上から利用できるなど、審査に通りやすい設定になっているのも特徴です。

ポイント還元率については条件を満たすことで、より多くのポイントが貯められる仕組みになっています。

例えば、対象のコンビニや飲食店で利用すると最大15%の還元が受けられますし、プリペイド決済サービスのVisaプリペにチャージをすると0.25%の還元が受けられます。

その他にも、SBI証券の投資信託をクレジットカード決済で行うと0.5%還元、お店を指定して利用することでポイントやキャッシュバックなどの特典がもらえるなどのサービスがあります。

イオンカード

カード名イオンカード
年会費無料
ポイント還元率0.5%
申込条件18歳以上の方(高校生は除く)
電話連絡が可能な方
国際ブランドVISA/JCB/MaterCard
旅行傷害保険海外:ー
国内:ー
付帯カードETCカード
家族カード
電子マネーWAON
Apple Pay
おすすめポイント①イオングループで使うと還元率2倍
②毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は5%OFF
③WAONへのオートチャージでポイントが貯まる

イオンカードは、イオン系列のお店で利用するとポイント還元率がアップしたり、お得な割引が受けられたりなどお得な特典が盛りだくさんのクレジットカードです。

審査の難易度としては発行会社が小売系で、イオンのお店でのお買い物を促すためのクレジットカードでもあるため、主婦の方でも審査に通るような形になっています。

審査のハードルを低めに設定していると考えられるので、日頃からイオングループのお店を利用している方にとっての初めての1枚にもおすすめです。

イオングループのお店で利用すると常にポイント還元率が2倍になる特典も魅力的ですし、毎月20・30日の「お客さま感謝デー」では5%OFFでお買い物ができます。

その他にも、加盟店での優待サービスやイオングループのサービスでの割引など、幅広い特典が魅力となっています。

機能やデザインによってさまざまな種類のイオンカードがラインナップされているので、用途に応じて自分に合ったものを選んでみてください。

ACマスターカード

カード名ACマスターカード
年会費無料
ポイント還元率0.25%
申込条件本人に収入があること
(アルバイト、パート可)
国際ブランドMaterCard
旅行傷害保険海外:ー
国内:ー
付帯カードETCカード
家族カード
電子マネーApple Pay
Google Pay
おすすめポイント①無人契約機で最短即日発行ができる
②バーチャルカードでも使える
③キャッシング機能も使える

ACマスターカードは、消費者金融のアコムが提供しているクレジットカードです。

アコムのカードローンは審査の通りやすさに定評があり、ACマスターカードについても審査基準が低いと考えられます。

無人契約機の「むじんくん」を利用して申込みをすれば、その場で即日発行できるので、すぐにお買い物で利用ができます。

アプリ上で使えるバーチャルカードにも対応しているため、ネット上でのお買い物でも便利に使えます。

クレジットカードにキャッシング機能も付帯しているため、現金が必要なときにも柔軟に使えるのも魅力です。

クレジットカードの審査に落ちる7つの理由

クレジットカードの審査に落ちる理由を解説します。

主な理由は以下の7つです。

  • 申込み情報に虚偽の内容が記載されている
  • 信用情報にマイナスの履歴がある
  • 債務整理の履歴がある
  • 年収が低いなど返済能力に問題がある
  • 申込み条件を満たしていない
  • 本人確認の電話に出なかった
  • 信用情報に全く履歴がない(スーパーホワイト)

審査に落ちた経験がある人や何度申込んでも審査に通らない人などは、こちらを参考にして自分が該当していないかを確認してください。 

申込み情報に虚偽の内容が記載されている

申込みの際に記入した情報に虚偽の内容が含まれていると間違いなく審査に落ちてしまいます。

審査に通りやすくするために年収を多く記入したり、勤務形態を誤魔化したりする人もいますが、これらの嘘はほぼ確実にバレてしまいます。

勤務先については在籍確認を行えばすぐに分かりますし、年収を証明するために収入証明書の提出が求められる可能性もあります。

嘘ではなく間違えて記入した場合でも、審査をする側は虚偽と判断して審査に通すことはないので注意してください。

信用情報にマイナスの履歴がある

過去にクレジットカードの支払いを遅延したあり、カードローンの返済を滞納したりなどして、信用情報にマイナスの履歴が記録されていると審査に落ちる可能性が高くにあります。

支払いや返済に遅れた履歴は必ず信用情報機関に記録され、審査に悪影響を及ぼします。

たった1回の不注意であっても、支払いの遅延や返済の滞納の履歴は5年程度保管されるため、長期に渡って審査に通りにくい状態が続いてしまいます。

そのため、信用情報にマイナスの履歴が記録されないよう、日頃から支払いや返済には絶対に遅れないようにするのが大切です。

債務整理の履歴がある

任意整理や自己破産などの債務整理をした履歴は信用情報として登録されるため、カード会社が信用情報を照会した際に健全な利用が期待できない人として審査に落とす可能性があります。

やはり債務整理をした人=ローンの返済が滞った人という評価になるため、カード会社としても信用をして審査に通るのは難しいでしょう。

債務整理の履歴は手続きを行なった時点から5年間保管されるので、クレジットカードに申込む際は期間を空けて、債務履歴の情報が消えてからにしてください。

年収が低いなど返済能力に問題がある

クレジットカードの審査において重要な「返済能力」が不十分で審査に落ちることも多いです。

さまざまな理由が考えられますが、返済能力が低いと評価される理由には以下のようなものがあります。

  • 年収が低い
  • 勤続年数が短い
  • 勤務形態が正社員以外
  • 毎月安定した収入を得ていない

収入が低かったり、安定していなかったりすると、クレジットカードの利用代金をスムーズに支払うのが難しくなる可能性があるため、審査に落ちる可能性が高くなります。

その他にも、勤続年数の短さもマイナス評価になるため、入社直後・転職直後の方は最低でも6ヶ月は継続的に勤務してから申込むようにしてください。

申込条件を満たしていない

カード会社が設定している申込条件を満たしていないと、審査に通ることはできません。

一般的な申込条件には以下のような内容があります。

18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方。

JCBカード W

主には「年齢」と「収入」が記載されていることが多いのですが、カード会社が設定する年齢条件を満たしていない場合や、安定した収入がない場合には審査に落ちる可能性があります。

また、「安定した収入」については毎月同程度の金額の収入を得ていることが重要視されており、アルバイトやパートであっても毎月収入を得ていれば審査に通ることができまs。

しかし、日雇いや単発バイトなど一時的な収入で生計を立てている場合には、安定した収入とみなされない可能性があるので注意してください。

本人確認の電話に出なかった

クレジットカードに申し込んだ後に本人確認のための電話がかかってくることがあります。

申込み時に記入された情報と実際のカードの利用者が一致しているかのチェックで行われるのですが、その電話に出ないと申込み不備として審査に落ちてしまいます。

返済能力や信用情報に問題がなくても、自宅や職場にかかってきた電話に対応できないと審査に落ちる可能性が高いので、カード会社からかかってくる電話には必ず出てください。 

信用情報に全く履歴がない(スーパーホワイト)

クレジットカードやスマホの分割払いなど、信用取引の履歴が全くない人のことを「スーパーホワイト」と呼ぶのですが、カード会社が判断する材料がないため審査に落ちる可能性が高いです。

20代前半の方であればクレジットカードを利用したことがないなどは一般的なので、審査に落ちる原因にはなりにくいのですが、30代を過ぎてスーパーホワイトだとカード会社としても警戒してしまいます。

そのため、クレジットカードを全く作ったことがない人は、スマホの分割払いなどからでいいので、信用取引の履歴を積み重ねてからカードに申込むようにしてみましょう。

クレジットカードの審査に通るためのポイント10つ

クレジットカードの審査に通るためには以下の10個のポイントがあります。

  • 必要な書類をもれなく用意する
  • 同じ会社で6ヶ月以上勤務する
  • 申込みでは情報を正確に記入する
  • 分割払いやローンの返済で遅延をしない
  • 自分の信用情報をチェックする
  • キャッシング枠は0円に設定しておく
  • 希望限度額を低めに設定する
  • 短期間に複数のカードに申し込まない
  • 審査に通りやすい時期を狙う
  • 審査基準が甘そうな申込み条件

より確実にクレジットカードを発行するためにも、ここで解説するポイントを参考にしてみてください。

必要な書類をもれなく用意する

クレジットカードの申込みでは、必要書類の提出が求められるので事前に手元に用意しておくようにしてください。

書類に不備があるとどれだけ返済能力や信用情報が優れていても審査に落ちてしまいます。

カード会社によっても使える必要書類の種類が異なるので、事前に用意して申込み時に慌てないようにしてください。

主な必要書類としては以下の3種類があります。

  • 本人確認書類
  • 支払い方法(引き落とし口座)
  • 収入証明書

では、具体的にどのような書類が使えるのか詳しくみていきましょう。

本人確認書類

主な本人確認書類には以下の通りです。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 健康保険証
  • 個人番号カード(マイナンバーカード)
  • 住民票の写し

支払い方法(引き落とし口座)

クレジットカードの利用代金を支払うための引き落とし口座が必要になります。

カード会社によって対応している金融機関が異なるので、事前に確認しておきましょう。

収入証明書

主な収入証明書には以下の通りです。

  • 源泉徴収票
  • 支払調書
  • 所得証明書
  • 給与支払明細書
  • 確定申告書
  • 納税通知書

同じ会社で6ヶ月以上勤務する

クレジットカードの審査では「勤続年数」が非常に重要になります。

安定した収入を得ていることを証明する上で大切な情報なので、最低でも6ヶ月間は同じ会社に勤務した上で申込むようにしてください。

新入社員の方ももちろんですし、転職したての方もカード会社側から見れば勤続年数が短いという評価になるため注意が必要です。

申込みでは情報を正確に記入する

自分の返済能力に自信がなくても必要事項は正直に記入するようにしてください。

申込み情報で嘘を書くとほぼ確実にバレて審査に落ちてしまうので注意が必要です。

年収が低くても、正社員として働いていなくても、申込み情報は正直に記入するようにしましょう。

また、氏名や住所などの誤記入もよくあるので、丁寧に間違いがないようにしてください。

分割払いやローンの返済で遅延をしない

信用情報でマイナスの履歴が残らないように分割払いやローンの返済で絶対に遅れないようにしてください。

たとえ不注意であっても支払いの遅延や返済の滞納の履歴があると、信用情報に記録されてしまい審査落ちの原因になってしまいます。

よくあるのが支払いや返済を口座引落に設定している方で、引落日に残高不足で支払いができないケースです。

どのような形であれば遅延や滞納は審査に悪影響を及ぼすので注意してください。

自分の信用情報をチェックする

信用情報に自信がない方は信用情報機関に問い合わせをして、自分の信用情報を開示してもらってください。

自分の信用情報を見ると、支払い遅延や返済の滞納などがあるかなどがチェックできます。

忘れていただけで数年前に分割払いの支払いを一度遅延したのが記録されている可能性もありますし、自分にとってちょっとしたことが信用情報に長い間影響を与えているかもしれません。

また、信用情報に問題がないと分かれば自信を持ってクレジットカードに申し込めるでしょう。

信用情報の開示方法は機関によって異なりますが、手続き自体は簡単なので気になる方はやってみてください。

【開示手順の一例(JICCの場合)】

  1. アプリをダウンロード
  2. 本人認証
  3. お客様情報の入力
  4. 手数料の支払い
  5. 開示結果を受け取る

キャッシング枠は0円に設定しておく

クレジットカードに申込む際、キャッシング枠の設定を同時にできる場合がありますが、審査に通ることを優先するのであればキャッシング枠は0円にしてください。

キャッシング枠を利用するには、クレジットカードのショッピング枠とは別の審査に通る必要があるため、審査の難易度が上がってしまいます。

確かにキャッシングは便利な機能なのですが、審査のハードルを上げるだけなので、審査に通りやすくするならキャッシング枠の設定を避けましょう。

希望限度額を低めに設定する

申込み時にクレジットカードの希望限度額を入力する項目がありますが、設定する金額が低いほど審査に通りやすくなります。

希望限度額が高いほど求められる返済能力が高くなるため、審査の難易度が上がってしまうため、審査に通ることを考えるなら、10万円程度などできるだけ低い金額を選択しましょう。

短期間に複数のカードに申込まない

短期間に複数のカードに申込むと「お金に困っている人」という印象を与えてしまい、審査に落ちやすくなってしまいます。

クレジットカードなどの申込み履歴は、信用情報として記録されており、短期間で複数のカードに申込んでいることもカード会社にバレてしまいます。

申込み履歴は6ヶ月間保管されるため、クレジットカードに申込む際は半年程度の期間を空けてからにしてください。

審査に通りやすい時期を狙う

クレジットカードには以下のような審査に通りやすい時期があります。

  • 決算前の2〜3月、中間決算前の9月
  • 入会キャンペーンを実施している

決算前はカード会社が利益を確保するために、審査基準を甘くして利用者数を増やそうとすると言われています。

その他にも、豪華な入会キャンペーンを実施ているカード会社は「利用者数を増やしたい」と思っているため、審査に通る可能性も上がるはずです。

審査基準が甘そうな申込条件

クレジットカードの申込条件を確認して審査基準が甘そうかどうかを判断してみましょう。

以下の文言が申込条件に含まれていた場合は、審査基準が甘いと考えられます。

  • 18歳以上の方      
  • パート・アルバイト可  

年齢の条件がゆるく、勤務形態についても問わないクレジットカードは一般的に審査基準が甘いと判断していいでしょう。    

クレジットカードの審査基準に関するよくある質問

クレジットカードの審査基準に関するよくある質問をまとめました。

ここまでの内容で疑問が思い浮かんだ人は参考にしてみてください。

十分な年収があれば確実に審査に通る?

年収はクレジットカードの審査において重要な要素ではありますが、それ以外の部分も評価されます。例えば、過去にクレジットカードの支払い遅延やローンの滞納など、信用情報にマイナスの履歴があると年収が高くても審査に落ちるケースがあるので注意してください。

正社員以外でも審査に通ることはできる?

パートやアルバイトなど毎月安定した収入を得ている方であれば、審査に通ることは十分にできます。また、審査の甘いクレジットカードであれば勤務形態を問わないケースもあります。

収入がない人がクレジットカードを発行する方法はある?

収入がないとクレジットカードの審査に通るのは難しいのですが、以下に該当する場合は無収入でも審査に通るケースがあります。

  • 親の扶養に入っている学生           
  • 配偶者の扶養に入っている専業主婦(主夫)       
  • 年金受給者     
  • 雇用保険(失業保険)の受給中   
審査に落ちたクレジットカードにもう1回申し込んでも大丈夫?

同じクレジットカードに繰り返し申込むと「お金に困っている人」という印象を与えてしまうため、審査に落ちやすくなります。再び申込む場合は最低でも6ヶ月程度の間隔を空けてからにしてください。

まとめ

クレジットカードの審査基準はカード会社によって異なっており、中には審査に通りやすいものがあります。

審査基準の甘いクレジットカードの共通点もありますし、ポイントを把握すればより確実に審査に通ることができます。

その他にも、審査に落ちる原因や審査に通るためのポイントを把握して、審査に通る可能性を上げる工夫も大切です。

今回の記事を参考にして、クレジットカードの審査に不安を抱いている方は、審査にチャレンジしてみてください。

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