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料理旅館 吉田山荘(りょうりりょかん よしださんそう)

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京都 旅館「料理旅館 吉田山荘」

元東伏見宮家の別邸

清らかな空気が流れる吉田山の中腹に、名棟梁西岡常一氏が手がけた京都で唯一の表唐門が堂々たる姿を見せる。これが昭和7年(1932)、東伏見宮家の別邸として建てられた「吉田山荘」だ。
総檜造りの建物の欄間や襖の把手、屋根瓦には御皇室ゆかりの「裏菊の紋」があしらわれ、格式の高さがうかがわれる。敷地内には、手入れの行き届いた庭園が広がり、春は桜、初夏はさつきやつつじ、秋には紅葉と四季折々の情景を楽しませてくれる。邸内に入ると、まず玄関左手には古墳時代の銅鏡「直孤文鏡(ちょっこもんきょう)」からデザインしたステンドグラスや、部屋ごとに違う趣のある照明など「和」と「洋」が見事に溶け合って、高雅な雰囲気を作り出し、訪れた人を非日常の世界へと誘う。

寺社に囲まれた聖地のような立地

この宿のある吉田山は、東山三十六峰の一つとして三高寮歌にも歌われており、「大文字」のある東山如意ヶ岳と鴨川の間に位置し、静かな環境と自然に囲まれた景勝地だ。
周辺には、後一条、陽成、各天皇の皇陵をはじめ、吉田神社、金戒光明寺、真如堂など神社仏閣が取り囲む。銀閣寺や哲学の道へも徒歩15分ほどの立地。

また、旅館はもとより、文化・芸術面でも様々な催しが行われ、今年で25周年を迎えるお月見コンサートや季節のイベントなど、国内外から各界の名士の集うサロンとして重用されている。

京都 旅館「料理旅館 吉田山荘」

行き届いた心配り

京都 旅館「料理旅館 吉田山荘」庭園を眺めながらいただくのは、四季折々の旬の素材を生かした伝統的な懐石料理。
有機栽培の古代米や京野菜、天然ものの魚介など、安全で身体にやさしい食材を取り入れて、失われつつある伝統的な本物の味を楽しませてくれる。
また、「お客様に上質で心地よい午睡を」と願い作られたオリジナルのお昼寝布団“ほっこりと”は、敷き布団にモンゴル産フタコブラクダの毛「キャメル毛」を、枕と掛け布団には最高級羽毛が使用されている。客室に常備されているので、到着後「ほっこり」としたひと時を過ごして頂くことが出来る。
また、生体リズムを整えるという点からも短い昼寝は効果的で、若女将は睡眠改善インストラクターでもあるので、睡眠について気軽に相談してみては。

由緒ある邸宅でティーブレイク

京都 旅館「料理旅館 吉田山荘」こちらでは食事のみの利用や、喫茶のみの利用もできる。食事は懐石料理のほかに、お昼にはミニ懐石である「葉皿料理」なども用意。 また、今年2007年2月より、敷地内に独立したティーサロン「真古館(しんこかん)」がオープンした。
宮家時代に建てられた館は、外観をそのままに、モダンでレトロな佇まいへと生まれ変わった。ここでは、女将がデザインしたオリジナルの器で香り高いコーヒーや小豆茶、最高級あずきを使ったぜんざい、木酢スカッシュなどがいただける。室内からは、比叡山・東山連峰(大文字)・街の景色を見渡せ、緑に囲まれた清澄な空間を楽しむことができる。料理やコーヒーには、女将の筆による万葉集や古今和歌集がそっと添えられていて文化が香る。


京都 旅館「料理旅館 吉田山荘」 オリジナルの器(京古ブランド)や、有機栽培の十八穀米、小豆茶等はお土産として購入できる。 ティーサロンは、披露宴や音楽会、同窓会、趣味の会、会議、セミナー 等、多目的に利用することが相談に応じて可能。 伝統を守りながらも、時代に合った文化の風を送り込み、さらに上質の空間と時間を提供したい。そんな女将の思いが伝わってくる。

掲載情報は2006年夏に取材した内容で、写真はすべてイメージです。
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