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花やしき浮舟園(はなやしきうきふねえん)

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旅情豊かな景観に囲まれた割烹旅館
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京都 旅館「花やしき浮舟園」

咲き乱れる風情

宇治川のみぎわに佇む由緒ある割烹旅館「花やしき浮舟園」。明治27年(1894)、初代・山元亀松が宇治に居を移し、花づくりのかたわらに茶寮を営んだのが始まりである。西洋の花々が咲き乱れる風情から"花やしき"と呼ばれるようになったとか。また、生物学者であり代議士であった二代目当主・山本宣治の生家としても知られている。

宇治十帖

明治の頃からは多くの文人墨客に愛され、数多くのロマンと歳月を秘めている。かつては画家・竹久夢二にも愛され、同園には二代目女将「お千代さん」を描いた作品が大切に保管されている。さらに時代を溯れば、宇治は王朝文学の傑作といわれる紫式部が叙した「源氏物語(宇治十帖)」の舞台ともなっている。

宇治川での"鵜飼"

春には桜爛漫の平等院、夏には宇治川の清流、秋には山々の美しい紅葉、冬には雪景色と趣深い季節の移ろいを心ゆくまで愉しめる。とくに夏の夜、水面に松明が映える宇治川での"鵜飼"は一見の価値あり。匠と鵜が織り成す華麗な世界を堪能できる。

京都 旅館「花やしき浮舟園」

世界遺産に通ずる建築意匠

宇治川のせせらぎと、その奥に広がる山並みを借景とする「花やしき浮舟園」。ロビーから眺める景色の圧倒的な美しさには誰もが言葉を失う。
柔らかな光に照らされた内部装飾に目をやれば、空間全体に、そして細部に古都の風情が漂う。和空間デザイナー・松葉啓氏の作で、宇治上神社や平等院など世界遺産がモチーフというから納得だ。

眺めも心地良さも「特別」に

川の流れに沿うように建つ同園は全28部屋、すべての部屋から宇治川と間近に迫る山々が眺められる。とくに評判が高いのは、平成18年3月(2006/3)にリニューアルしたばかりの特別室。部屋に備えられた半露天風呂に浸かれば、まるで空中遊泳の心地良さ。二部屋とも和室だが、ベッドルームの有無を選べるのが有り難い。

京都 旅館「花やしき浮舟園」

春は山菜、夏はアユ、秋はマツタケ、冬は各種鍋…

かつて画家・竹久夢ニをはじめ多くの文人が愛してやまなかった割烹旅館としての伝統と創作料理で、四季の旬の恵みを生かした京料理を心ゆくまで味わえる、お茶を使ったお料理やデザートも好評。 同園の周囲には広東料理・花やしき、ステーキ割烹・花やしき、炭やき・炉庵も点在している。

掲載情報は2006年夏に取材した内容で、写真はすべてイメージです。
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