
晴れた鴨川のほとりに建つ楼閣を意味して名付けられた「晴鴨樓」。天保二年(1831)にはじまり、江戸より五つの時代を見つめながら“和”の建築のなごみを尊び、“洋”の浪漫を好んで、旅籠(はたご)のなりわい一筋に歩みを進めてきた。 |
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この宿の形は歴史の彩りの層、心は洗練のもてなし。村岡支配人いわく「この宿のおもてなしにマニュアルは無い」とのこと。客室係が誠心誠意、お客様と触れ合うことでこそ、お招きする側の真心が伝わるとか。通じ合う心はいつしか信頼や絆に変わり、深い感動を呼び起こす。リピーターやクチコミ客が後を絶たないことにも納得がゆく。味わいに、湯に、室札に、温かいおもてなしの心を込めて。東山の山紫と、鴨川の水明をたたえながら、「晴鴨樓」は今宵もお出迎えの灯を灯す。 |