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「京都ホテルオークラ」の起源となる「常盤ホテル」が誕生したのは明治21年(1888)年、日本にホテルはまだ数軒しかない時代だった。以来、京都を訪れる客をもてなし続けて110年余りになる。
創業当時の宿泊客は外国の賓客が主で、明治24年(1891)にロシアのニコライ皇太子が大津事件に遭遇した時もこのホテルに宿泊していたのだとか。観光旅行やホテル挙式の一般化により、我々に身近な存在となるのは戦後に入ってからだ。 |
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この老舗ホテルは近代化する古都を見守り続けながら、自身もつねに進化を遂げてきた。12年前に行われた大がかりな建て替えも記憶に新しいところ。高さ60メートルと当時の京都で最も高いビルへと生まれ変わり、町を一望できる素晴らしい眺望と地下鉄の駅に直結する至便なアクセスを実現した。
平成13年(2001)には「ホテルオークラ」と業務提携を果たし、現在も客室を順次リニューアル。一層のサービス提供と居心地の良さを追求している。長きにわたりこのホテルが一流であり続けている秘密は、常に革新を怠らないこうした姿勢にあるのかもしれない。 |