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日昇別荘(にっしょうべっそう)

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女将の温かなもてなしに憩う
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京都 旅館「日昇別荘」

江戸豪商の屋敷跡

寺町から烏丸にかけての三条通は、レトロな洋館や老舗店、若者向けのショップが混じり合って軒を連ね、行き交う人々でいつも賑やか。その通りに溶け込むようにして建つ木造二階建ての大きな旅館が日昇別荘だ。隣に建つ別館との間に小さな門があり、玄関へと細い露地が続く。もともとは江戸の豪商 有来新兵衛(うらいしんべい)の屋敷跡で、建物の棟木には天明八年(1788)に建築されたときの棟梁(とうりょう)一門の印が残されていると言う。幾度かの建て替えを経て現在の姿になったが、広々とした館内の間取りや鎌倉時代の石塔が残る庭園などに、往時の大邸宅の面影が残る。

細やかな心くばり

宿を切り盛りするのは、京都で生まれ育った女将の田中美岐さん。茶道に通じ、書や水墨画を嗜む才人で、宿のもてなしやしつらい、料理の献立、盛りつけにいたるまで、細やかな心くばりを行き届かせている。庭園には茶室もあり、茶懐石やお茶会体験を行うことも。京都らしさを味わい、温かなもてなしに心がときめく…この宿ならば素晴らしい旅の思い出が残せそうだ。

京都 旅館「日昇別荘」

宿の人との触れ合いを楽しんで

親戚宅に訪れたような家庭的なもてなしがこの宿の魅力。女将やスタッフは普段から京都のことを勉強し、お客様の相談に適切なアドバイスができるようこころがけているとか。枕元に女将手作りの折り紙やメッセージが添えられるのも心和む。

静かな離れでのんびりと

茶室「松友亭」は宿泊可能な離れで、露地の緑や季節の茶花を眺めつつ静けさを堪能できる。平成17年3月(2005/3)にオープンした1日5組限定の貸し切り風呂も、新たな宿の楽しみとして宿泊客に大好評だ。

京都 旅館「日昇別荘」

料理のアレンジも応相談

夕食は懐石をベースにした京料理で、ボリューム満点。お目当ての食材を頼んだり苦手なものを除いてもらったりなど、予算に応じて内容も相談に乗ってもらえる。筍やハモ、鮎や松茸など京都の季節の味はもちろん、味噌や酢などの調味料も地元の名店の品を利用しているので、京都ならではの美味が満喫できる。

掲載情報は2006年夏に取材した内容で、写真はすべてイメージです。
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