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野草一味庵 美山荘(やそういちみあん みやまそう)

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自然がご馳走!京都屈指の憧れの宿
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京都 旅館「野草一味庵 美山荘」

鄙と雅の融合

喧騒(けんそう)の都心から約1時間。鞍馬街道を北へ北へと車を走らせた洛北の離れ里・花背(はなせ)。深い木立ちと清流に恵まれたこの静かな山里に、しっとりとした佇まいを見せる「美山荘」。もとは大悲山峰定寺(だいひざんぶじょうじ)の宿坊であったというこの宿は、山里のひなびた風情と古都の雅びが溶け合った穏やかな空気に満ち、街中の宿とは異なるゆったりとした時の流れが客人を包みこんでくれる。

山里の風情

大自然に囲まれたこの宿は、客室からの眺望が抜群だ。特に清流沿いの離れの客室からは、自然が間近に迫ってくる。部屋から張り出した月見台に腰をおろし、四季折々の花鳥風月に心なごませながらグラスを傾けるもよし、読書を楽しむもよし。一枚板の槙材を使った浴槽で、せせらぎや鳥の声を聞きながらのんびりと羽を伸ばすのも山里ならではの風情だ。

1日4組限定

こちらの最大の楽しみは「摘草料理」と称される料理。山菜や野草、野菜、きのこ、川魚など、素材はすべて地元でとれた自然の恵み。なるべく手を加えず、素材の持ち味を最大限に活かし、山里ならではの味を楽しませてくれる。きめ細やかなもてなしができるようにと宿泊は1日4組限定。一度は泊まってみたい憧れの宿として名が挙がるのも頷ける、味わい深い宿である。

京都 旅館「野草一味庵 美山荘」

花背の里ならではの摘草料理

「野草一味庵」の名の通り、こちらの原点は「摘草料理」。春には山菜、夏には鮎、秋には松茸、冬にぼたん(猪)など、できる限り地元で手に入る最良の素材を、愛情もって活かし切るという茶懐石の心を原点としている。山里の素朴な味と、京料理の風味洗練味とが絶妙に調和し、摘草料理という1つの食のジャンルにまで到達させているのは見事だ。

山紫水明の地で粋人の境地に

大悲山の深閑とした山里には、春には山桜やシャクナゲが咲き誇り、夏は蛍、秋は紅葉、冬には雪景色と、詩情豊かな景色が満喫できる。テレビや携帯電話のない、まさに"浮世離れ"した世界に身を置いて、古えの粋人を気取ってみるのもいい。

京都 旅館「野草一味庵 美山荘」

山里ならではの温かいもてなし

「自然が何よりのおもてなし」という女将の言葉に、この宿の姿勢が現れている。館内には、野に出て摘んだ可憐な花木が飾られ、料理のあしらいや箸にも木の葉や枝を使うなど、さりげなく自然のものを取り込んでいる。女将や若女将の人柄や心配りに加えて、この温かみのあるもてなしが、客人にまたとないくつろぎを感じさせてくれる。

掲載情報は2006年夏に取材した内容で、写真はすべてイメージです。
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