
京都市内を流れる鴨川の水源として、山紫水明の地とも呼ばれる鞍馬・貴船。その地に山家(やまが)の風情が漂う「ひろや」がある。陣屋を始まりとし、先々代まで宮内庁の御猟官として各宮家の御先導を命ぜられていた家柄だった。昭和7年(1932)、叡山電鉄の鞍馬線開通とともに料理旅館を創業し、洛北だけでなく京都を代表する老舗の一つとなっている。 |
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目の前を流れる清流・貴船川の渓谷美は何事にもかえられない絶景。春は拡がっていく新緑の息吹と山桜、夏は深い木立と飛び交う蛍の光、秋は山が燃えるような見事な紅葉、冬は深々と吹き積もる雪景色と、刻一刻と表情を変えていく自然の美は、いつ訪ねても訪れる者を深く感動させ、飽きさせることが無い。 |
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清らかな川の流れに床を敷き、せせらぎの音に耳を傾けながら頂く「川床料理」は夏の風物詩として有名だが、季節毎に趣向を凝らした京懐石料理も格別なもの。季節溢れる「旬彩御膳」や秋の「松茸懐石」、厳選された上質の猪肉だけを使うことによって味わえる冬の「しゃぶしゃぶ風ぼたん鍋」も好評。 |