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平成19年度 京都春季非公開文化財特別拝観
期 間  :  平成19年4月27日(金)〜5月6日(日)
時 間  :  午前9時〜午後4時 (受付終了)
公開箇所により拝観休止日時がございます。
下記の情報をご参照ください。
協 力  :  京都古文化保存協会
春の非公開文化財1泊2日の旅
上賀茂神社 下鴨神社 南禅院 圓光寺 吉田神社 金戒光明寺 山門 知恩院 三門 建仁寺 開山堂・浴室 妙法院 東寺 五重塔 常寂光寺 二尊院 厭離庵 松尾大社
上賀茂神社(かみがもじんじゃ)
祭神は賀茂別雷(かもわけいかづち)大神。天武天皇の御代(678年)に社殿が造営されたという京都最古の社のひとつで、世界文化遺産。平安京遷都とともに国家鎮護の崇敬を集め、伊勢神宮に次ぐ社格が与えられた。白砂敷きの参道の先に、神の依代である一対の立砂があり、その奥には、小川に沿い重要文化財の社殿が建ち並ぶ。
上賀茂神社(かみがもじんじゃ)
『国宝本殿・権殿』
直会(なおらい)殿より遥拝。隣接する本殿と権殿(ごんでん)は共に文久3(1863)年の再建で、三間社流造りの典型といわれる。権殿は、非常の際、ご祭神をお遷しする常設の仮殿で、内装までも本殿と同じ造りになっている。どちらにも、金の狛犬と銀の獅子が鎮座しご祭神を守護。
『重文高倉殿内部 神宝展示』
展示される神宝の中でも特に見所は、「孝明天皇賀茂行幸絵巻」。文久3年3月21日、攘夷祈願のための行幸を描いた絵巻物で、関白鷹司輔煕(すけひろ)以下公卿、十四代将軍徳川家茂、一橋慶喜などが供奉する様子を今に伝え、興味深い。
『渉渓園』
境内「ならの小川」の上流に広がる庭で、昭和35年の作庭。摂社賀茂山口神社の前庭に位置し、古くは神宮寺の池があったとされる。御手洗川の分流沢田川を引き入れ小川を通し、周囲に桜、楓、ツツジ、アシビ、潅木を添たえた佇まいは、清楚にして風雅。4月第2日曜日には、平安時代さながらに「賀茂曲水の宴」が行われる。
公開期間
2007年4月27(金)〜5月6日(日)※
5月1日(火)(9:45〜11:00)本殿のみ拝観休止
5月5日(土)(10:00〜11:00/13:00〜14:00)本殿のみ拝観休止
〒603-8047 京都市北区上賀茂本山339
TEL:075-781-0011
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下鴨神社(しもがもじんじゃ)
京都最古の社で、世界文化遺産。賀茂建角身(かもたけつぬみ)命と娘・玉依媛(たまよりひめ)命を祀る。国宝・本殿は三間流造りの典型。他に54棟もの社殿が国宝・重要文化財。境内は「糺の森」といわれ、古代の原生林の名残をとどめる自然遺産。縁結びの相生社には、二本の木が途中から一本に結ばれる「連理の賢木」がある。
下鴨神社(しもがもじんじゃ)
『鴨川合坐小宅神社(河合神社)』
神武天皇の母にあたる玉依姫(たまよりひめ)命を祀る(本殿の祭神とは別の神である)。「方丈庵」は「方丈記」を記した鴨長明の庵を学術的に調査して復元したもの。長明はこの河合神社の神官の家に生まれたものの、実父の死などで跡を継げず、厭世観から「方丈記」を書くに至ったといわれる。関係資料も公開。
『重文大炊殿(おおいどの)内部、御車舎』
神饌(神様へ供える食事)を調理していた“神様の台所”大炊殿には、調理用具や神饌のレプリカが展示されている。水を汲み上げていた「井戸屋形」も共に公開。別棟の「御車舎」では、葵祭関係資料、三十六歌仙人画帖「小野小町」他を展示。
公開期間
2007年4月27(金)〜5月6日(日)
〒606-0807 京都市左京区下鴨泉川町59
TEL:075-781-0010
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南禅院(なんぜんいん)
正応2(1289)年、亀山天皇は離宮・禅林寺殿で出家、大明国師を開山として禅寺とされた。南禅院はその離宮跡で、南禅寺別院である。方丈は元禄16(1703)年、徳川綱吉の母・桂昌院の寄進により再建。内部の御霊屋には亀山法皇座像を安置し、江戸時代末期に天龍寺より寄贈された、きらめく瑠璃燈が見る者を魅了する。
南禅院(なんぜんいん)
『方丈・亀山法皇座像・瑠璃燈』
重文・木像亀山法皇座像は、鎌倉時代後期の肖像彫刻の優品。その前に一際美しく輝く瑠璃燈は、15万個ものガラスビーズを銅線でつないだ、日本では他に類を見ない工芸品。法皇の天蓋、あるいは献灯として懸けられたといわれる。襖絵は狩野常信と息子の周信(ちかのぶ)・岑信(みねのぶ)筆「龍図」「梅竹図」「山水花鳥図」。
『方丈庭園』
亀山法皇の作庭と伝えられる、鎌倉時代末の代表的な池泉回遊式庭園で、史跡名勝に指定されている。南禅寺山の斜面を巧みに利用し、北東に滝石組を組み、上の池には蓬莱島、下の池には鶴島・亀島を配する。築庭当初、古歌に名高い吉野の桜や竜田の楓等が移植されたといい、現在も、秋の紅葉と初夏の深緑の見事さで知られる。
公開期間
2007年4月27(金)〜5月6日(日)
〒606-8435 京都市左京区南禅寺福地町
TEL:075-771-0365(南禅寺)
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圓光寺(えんこうじ)
慶長6(1601)年、徳川家康が、学問の発展を図るため、下野足利学校第九代学頭・三要元佶(さんようげんきつ)禅師を招いて、伏見に建立。僧俗を問わず入学が許された。また「孔子家語(けご)」「貞観政要」など多くの書籍が刊行され、伏見版あるいは圓光寺版と称された。寛文7(1667)年、現在地の一乗寺に移転。
圓光寺(えんこうじ)
『円山応挙「竹林図」、臥牛の庭、寺宝多数』
本堂には運慶作といわれる千手観音像、元佶禅師像(重文)を安置。また寺宝として、円山応挙筆「竹林図屏風六曲」(重文)、「孔子家語」を刷り上げた日本最古の木活字(重文)などが公開される。庭には、水琴窟や洛北最古の池「栖龍池」があり、春の新緑、秋の紅葉の頃が美しい。
公開期間
2007年4月27(金)〜5月6日(日)
〒606-8147 京都市左京区一乗寺小谷町13
TEL:075-781-8025
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吉田神社(よしだじんじゃ)
神楽岡ともいわれる吉田山の西側山腹から中腹にかけて。貞観元(859)年、藤原山陰が春日神社の四神を勧請し、平安京の鎮守神としたのが起こり。本殿は春日造りになっている。文明年間(1469〜87)に吉田兼倶(かねとも)が吉田神道を創設。吉田家に祀られていた斎場場大元宮を遷し、同神社の権威をさらに高めた。
吉田神社(よしだじんじゃ)
『本殿参拝・末社斎場場大元宮』
斎場場大元宮は、天神地祗八百万神(あまつかみくにつかみやおよろずのかみ)を祀る大元宮を中心に、後方に内宮、外宮と、延喜式の神三一三二座を祀る。本殿は八角形のお堂に六角の後房を付け、棟の両端の千木(ちぎ)は、前は内削ぎ、後ろは外削ぎ、勝男木(かつおぎ)は三個重ねと二個重ねがある。吉田神道の理想を表した構造。
公開期間
2007年4月27(金)〜5月6日(日)※
5月1日(火)特別拝観休止
〒606-8311 京都市左京区吉田神楽岡町30
TEL:075-771-3788
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金戒光明寺 山門(こんかいこうみょうじ さんもん)
「黒谷(くろだに)さん」と呼ばれ親しまれている同寺は、法然上人が比叡山から下り、草庵を結んで浄土宗最初の道場としたのに始まる。吉田山の地続きで、東、西、南の各方角を遠望できることもあり、幕末の文久2(1862)年12月24日、京都守護職・松平容保は、活動の拠点をここに置いた。境内には会津藩殉難者墓地がある。
金戒光明寺 山門(こんかいこうみょうじ さんもん)
『三門二層内部、釈迦三尊像、十六羅漢像、蟠龍図』
三門は万延3(1860)年の再建で、京都府文化財に指定されている。楼上には、釈迦如来と文殊菩薩、普賢菩薩の釈迦三尊像、その両脇に十六羅漢像を八体ずつ安置。天井一面に描かれた「蟠龍図」が、禅宗の法堂を思わせるのも珍しい。ちなみに楼上正面に掛かる「浄土宗最初門」の扁額は後小松天皇の宸翰(しんかん)である。
公開期間
2007年4月27(金)〜5月6日(日)
〒606-8331 京都市左京区黒谷町121
TEL:075-771-2204
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知恩院 三門(ちおんいん さんもん)
承安5(1175)年、法然上人が結んだ「吉水の禅房」に始まる。浄土宗の布教に努めた上だが讃岐へ配流となり、4年後に帰洛、この地で入滅。遺弟源空が華頂山知恩教院大谷寺と号した。織田信長、豊臣秀吉、のちには徳川家からの庇護のもと、御影堂など大建築が建立され、隆盛を極める。国宝・三門は我が国最大の三門である。
知恩院 三門(ちおんいん さんもん)
『三門二層内部、釈迦牟尼像、十六羅漢像』
元和7(1621)年、徳川二代将軍秀忠が建立。二層内部(楼上)には中央に釈迦牟尼像、脇段に十六羅漢像を安置。天井、柱、壁などには、極彩色で飛龍、天女、菊花文、牡丹文などが描かれ、絢爛華麗で荘厳な雰囲気。画工は狩野探幽など狩野一派とされる。七不思議のひとつ「白木の棺」と、三門を建立した棟梁夫妻の木像も安置。
公開期間
2007年4月27(金)〜5月6日(日)
〒605-0062 京都市東山区林下町400
TEL:075-531-2111
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建仁寺 開山堂・浴室(けんにんじ かいざんどう・よくしつ)
建仁2(1202)年、鎌倉幕府二代将軍源頼家の帰依を受けた栄西禅師が、中国(宋)の百丈山にならって建立。京都最初の禅苑として名高い。重要文化財の方丈は、安国寺恵瓊(えけい)が安芸の安国寺より移築したもの。室内は、江戸時代の画家・加藤文麗「雲龍図」や原在中の「松鶴波図」「白梅群禽図」などの襖絵で飾られている。
建仁寺 開山堂・浴室(けんにんじ かいざんどう・よくしつ)
『開山堂・浴室』
開山堂は栄西禅師の塔所(墓所)。苔むした庭にはお手植えの菩提樹が茂る。内陣中央に方形石垣が築かれ、この中に禅師の坐棺が埋葬されている。襖絵は加藤文麗「龍虎図」、原在中「孔雀図」等。浴室は寛永5(1628)年の築。湯気で体を温める蒸し風呂で、内部は待合、浴室、土間(火炊場)に分かれる。
公開期間
2007年4月27(金)〜5月6日(日)
〒605-0811 京都市東山区大和大路四条下ル小松町584
TEL:075-561-0190
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妙法院(みょうほういん)
比叡山に創立された延暦寺の別院に始まり、後白河上皇の時代に洛中に移転。以後、代々法親王が住持された門跡寺院で、「天台三門跡」に数えられた。後白河上皇が営んだ法住寺殿の旧地に移転したのは、江戸時代の初期。幕末の文久三3(1863)年、世にいう「七卿落ち」の政変では、一行はこの寺より長州に向けて出発した。
『大書院障壁画』
重要文化財の大書院は後水尾天皇の中宮・東福門院(徳川秀忠息女)の旧殿を移築したもので、内部は「唐人物図」「四季花鳥図」(いずれも重文)などの障壁画で飾られている。狩野永徳・光信父子を中心とした一派の作といわれる。
妙法院(みょうほういん)
『車裏(くり)』
国宝・車裏は、豊臣秀吉が方広寺大仏殿にて千僧供養を行った際、台所として使われた建物といわれる。自然木の巨大な梁の組みあわせが豪快な、桃山時代を代表する名建築。
『宝物殿、普賢菩薩像』
宝物殿では、豊臣家の遺品を中心に、貴重な史料を数多く展示。国宝「ポルトガル国印度副王信書」は、インド半島西岸に位置するポルトガル領ゴアの副王から豊臣秀吉に宛てた羊皮紙の書簡。普賢堂に安置されている本尊・普賢菩薩騎象像は、藤原時代の秀作で重要文化財。釈迦如来の脇侍ではなく独尊像として信仰されるのは珍しい。
公開期間
2007年4月27(金)〜5月6日(日)
〒605-0932 京都市東山区妙法院前側町447
TEL:075-561-1744
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東寺 五重塔(とうじ ごじゅうのとう)
平安京造営の際、羅城門の東西に置かれた官寺のひとつ。弘仁14(823)年、空海に下賜されると、真言密教の根本道場となった。講堂内は、空海の密教思想をビジュアル化した立体曼荼羅の世界。大日如来を中心に、五智如来、五菩薩、五大明王、梵天・帝釈天、四天王を配し、21体中15体が国宝に指定されている。世界文化遺産。
東寺 五重塔(とうじ ごじゅうのとう)
『五重塔内部、如来・菩薩像』
高さ54.8m、日本最大最高の五重塔(国宝)の内部は、心柱を大日如来に見立て、周囲の須弥壇に、金剛界四仏(如来)、八大菩薩像を安置。壁には真言八祖像(第八祖が空海)が描かれている。柱や長押にも華麗な装飾が施されている。
公開期間
2007年4月27(金)〜5月6日(日)
〒601-8473 京都市南九九条町1
TEL:075-691-3325
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常寂光寺(じょうじゃっこうじ)
文禄5(1596)年、日蓮宗大本山・本圀寺の一六世日禎(にっしん)上人が隠棲したことに始まる。上人は豊臣秀吉による、大仏殿千僧供養に宗制を守って出仕せず、この地に逃れ、常寂光土の感があると同寺を開創した。土地を提供したのは豪商角倉了以と岳父の栄可。小早川秀秋、加藤清正ら武将、京都の町衆の帰依者も多かった。
常寂光寺(じょうじゃっこうじ)
『本堂、書院、庭園』
本堂は、慶長年間、小早川秀秋の助力を得て、桃山城の客殿を移したもので、内部は初公開。本尊として十界大曼荼羅を祀る。書院には寺宝を展示。本堂と書院の間にある本坊庭園は、細長い池に岩島を浮かべ、苔と樹木の緑が鮮やか。
『妙見堂内「花天井」』
「小倉(おぐら)の妙見さん」とも呼ばれ親しまれている同寺。妙見堂に、北極星、北斗七星を神格化した妙見大菩薩を祀る。慶長年間、保津川洪水の際、嵐峡に流れ着いたという伝説がある仏像だ。華麗な花の文様の天井も見もの。
『藤原定家像』
常寂光寺には、平安時代に藤原定家の「時雨亭」があったともいわれ、歌仙詞(かせんし)に、藤原定家・藤原家隆・徳川家康の木像を祀る。祠の名は富岡鉄斎の命名。
公開期間
2007年4月27(金)〜5月6日(日)
〒616-8397 京都市右京区嵯峨小倉山3
TEL:075-861-0435
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二尊院(にそんいん)
嵯峨天皇の勅願で承和年間(834〜47)、慈覚大師の創建。発遣の釈迦如来と来迎の阿弥陀如来を本尊とする。共に鎌倉期の仏師春日の作で重文。総門は角倉了以が伏見城の薬医門を移築したもの。二条家、三条家、四条家、三条西家等の菩提寺であり、了以の墓もある。山中の「時雨亭」は藤原定家が百人一首を選定した場所とされる。
二尊院(にそんいん)
『茶室「御園亭」』
後水尾天皇の第五皇女、賀子(よしこ)内親王の御化粧の間であったのを、元禄10(1697)年に下賜され、移築したもの。狩野永徳筆の腰張りがある。
公開期間
2007年4月27(金)〜5月6日(日)
〒616-8425 京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
TEL:075-861-0687
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厭離庵(えんりあん)
藤原定家の山荘跡とされ、長く荒廃していたのを、安永年間(1772〜81年)に冷泉家が再興。霊元天皇より寺号が与えられた。一説には僧蓮生の中院山荘の跡で、定家は蓮生の依頼により、百人一首を編んだともいわれる。明治時代に山岡鉄舟の娘・素心尼が入寺 して以来、尼寺となった。
『時雨亭、本堂』
六世常覚尼より、定家の山荘「時雨亭」再興の意を受け、大正12年、裏千家出入りの数奇屋大工・岡田永斉が建立。桂離宮に模して造られた。広縁は苔寺の湘南亭を模している。天井はよしの化粧天井、屋根裏は傘を思わせ、情緒豊かである。
厭離庵(えんりあん)
『本堂』
上宮(聖徳)太子作とも伝えられる本尊の如意輪観音、開山霊源禅師、西行法師、藤原家隆、紀貫之の木像、家定卿、為家卿、為相卿の位牌を安置。
公開期間
2007年4月27(金)〜5月6日(日)
〒616-8427 京都市右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町2
TEL:075-861-2508
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松尾大社(まつおたいしゃ)
太古、この地方に住んでいた住民が、松尾山の神霊を祀って、生活守護の神としたのに始まる。朝鮮から渡来した秦氏が総氏神として、大宝元(701)年、社殿を建立した。平安時代には、賀茂社と並んで王城鎮護の神として崇敬を集めた。境内に、古来、枯れたことのないとう霊泉・亀の井が湧く。
松尾大社(まつおたいしゃ)
『本殿』
拝所より遥拝。松尾造りと称せられ、重要文化財。軒端が唐破風形で、屋根の曲線と柱などとの直線が美しく、木や桧皮の色と、柱の間の壁の白とが交差する姿が美しい。優れた彫刻意匠も見もの。祭神は大山咋神(おおやまくい)神と、中津島姫命。特に、醸造の神として厚く信仰されている。
『宝物館』
御神体像三体(男神像二体、女神像一体)は、平安初期の作で、いずれも等身大座像。一木造り。わが国神像の中でも最古最優品として重要文化財に指定されている。ほかに、古祭器具、古文書を展示。
『庭園「松風苑」』
近代庭園学の第一人者・重森三玲氏の代表作で、昭和の名庭。三庭からなり、「磐座の庭」は上古風。二神を象徴する二巨岩の周囲を岩石群が取り囲む。「蓬莱の庭」は鎌倉風。岩の間から噴出する水が鶴形の池に注ぐ池泉回遊式庭園。「曲水の庭」は平安風。丘麓を御手洗川が流れる。庭石にはすべて、徳島県吉野川の青石が使われている。
公開期間
2007年4月27(金)〜5月6日(日)※
4月29日(日)(9:00〜13:00)本殿のみ拝観休止
5月1日(火)(9:00〜11:00)本殿のみ拝観休止
〒616-0024 京都市西京区嵐山宮町3
TEL:075-871-5016
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