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  • 京を彩る四季の花 京都を代表する写真家 中田昭氏による京都の花と花の名所の紹介
「人は、なぜ花を愛でるのでしょうか?」

京都の名所・旧跡には、四季の「うつろい」とともに丹誠込めた花々が咲き、多くの人達が、その花を愛でるため訪れます。そして、その咲き具合に一喜一憂し、うつろう姿に命の儚さを重ねあわせてきました。
日本では、いにしえより、大宮人が想いを花に託して歌に詠み、中世の能楽者は、花の精になり舞台で舞いました。そして華道家は、ひとときの姿を記憶にとどめるため、空間に生け込むことを考え、美術工芸家達も、花の姿をモチーフとして多くの作品を残しました。


「京都は花の都」

今回の企画は、一年を通して京都に咲く美しい花々や旧跡、行事を写真で紹介しながら、その背景にある物語をひもとき、花々を愛でる日本人の心の琴線にふれるような「京都花物語」を展開します。

今週の花は雪柳(ゆきやなぎ)です

〜冬から初春〜花 1月 万作(まんさく)
善峯寺
椿(つばき)
上賀茂神社
(うめ)
北野天満宮
2月 猫柳(ねこやなぎ)
広河原
山茱萸(さんしゅゆ)
真如堂
椿(つばき)
霊鑑寺
3月 (もも)
大原野
はねずの梅(はねずのうめ)
随心院
雪柳(ゆきやなぎ)
鴨川
〜春から初夏〜花 4月 紅しだれ桜(べにしだれざくら)
平安神宮
山吹(やまぶき)
松尾大社
石楠花(しゃくなげ)
三室戸寺
5月 皐月(さつき)
安楽寺
鳶尾(いちはつ)
御霊神社(上御霊神社)
躑躅(つつじ)
神泉苑
6月 黄菖蒲(きしょうぶ)
曼殊院 弁天池
紫陽花(あじさい)
三室戸寺
睡蓮(すいれん)
勧修寺
〜夏から初秋〜花 7月 芙蓉(ふよう)
法輪寺
桔梗(ききょう)
廬山寺
百日紅(さるすべり)
京都御苑 拾翠亭
8月 姫檜扇水仙
(ひめひおうぎずいせん)
宝厳院(天龍寺塔頭)
(はす)
三室戸寺
立葵(たちあおい)
相国寺
9月 彼岸花(ひがんばな)
大原
秋海棠(しゅうかいどう)
寂光院
秋桜(こすもす)
嵯峨野
〜晩秋から冬〜花 10月 秋明菊(しゅうめいぎく)
善峯寺
石蕗(つわぶき)
圓徳院
杜鵑(ほととぎす)
平野屋
11月 紫式部(むらさきしきぶ)
正覚寺
紅葉(こうよう)
源光庵
不断桜と紅葉
(ふだんざくらとこうよう)
実光院
12月 山茶花(さざんか)
祇園白川
南天(なんてん)
落柿舎
千両(せんりょう)
東林院(妙心寺塔頭)

中田 昭(なかた あきら)

中田 昭(なかた あきら)

(社)日本写真家協会、日本写真芸術学会 会員。

主な著書、共著に
『京都の祭り暦』『京都の大路小路』『源氏物語を行く』(小学館)
『京都桜・夏・紅葉・冬物語(全4冊)』『幕末京都』(光村推古書院)
『光源氏が見た京都』『新選組が京都で見た夢』(学習研究社)
『京都御所 大宮・仙洞御所』『桂離宮 修学院離宮』(京都新聞出版センター)
『春夏秋冬 京都四季めぐり』(小学館)
『日本の庭園・京都』(PIE BOOKS)など。
2001・8〜 JR東海・新幹線車内誌『ひととき』の表紙写真連載中。

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