竹林に囲まれた風雅な名刹から嵐山へと、洛西の魅力を満喫していただいたあと、ほのかな灯りに揺れる宵の東山山麓へ。早春のそぞろ歩きをお楽しみください。
緑豊かな洛西の山麓に佇み、一年中、鈴虫の鳴く寺として親しまれている。山門脇の「幸福地蔵菩薩」は、願い事をひとつだけ聞いて下さる仏様で、わらじを履いておられるのが珍しい。住職による「鈴虫説法」や、珍種の竹もある竹林を配した池泉回遊式庭園の散策など、鈴虫の音色を聞きつつ、心穏やかなひとときが過ごせる。
京の早春の風物詩。歴史の香りに溢れる東山の麓、北は青蓮院から円山公園、八坂神社、清水寺までの約4.6kmの散策路が、約2,400基の露地行灯といけばな作品で彩られ、“思わず歩きたくなる路”に。円山公園では小川一面を青竹灯籠のろうそくの灯りで満たす「竹灯り・幽玄の川」、高台寺では舞妓の踊りなどが披露される「華舞台」など各所で催しがあり、また周辺寺院・神社のライトアップなど多彩な楽しみに出会える。
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春には地元長岡京の白子筍など季節の食材を使った京料理と、本格豆腐料理の店。なかでも看板料理は湯豆腐。使用されるソフト豆腐は、木綿の食感と絹ごしのなめらかさが愉しめ、火が入りすぎても固くならないのが特徴だ。西山の名水、それに夏は道南、冬は利尻から仕入れる昆布からとる昆布だしのおいしさが、淡白な豆腐の味わいを存分に引き立てる。