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酒どころ伏見が望んだ酒米。酒造好適米「祝」

多くの人の想いが支えて生まれた酒米「祝」

酒米として非常に高いポテンシャルを秘めた「祝」は、昭和8年から昭和21年まで奨励品種として、美山の豊かな自然の中で大切に育てられていましたが、収穫が難しいことと、背が高く、倒れやすいなどという問題が影響し、昭和49年には栽培が中止されました。

平成3年。30年間の時を経て、農家での栽培が再開。
幾多の年月と苦労を重ねた末、その酒米としての魅力を残したまま弱点を克服し、現在コシの強い品種に姿を変えた「祝」の稲穂は、毎年、秋の美山を黄金色に染めています。

いい酒を造りたいという酒造メーカーのこだわりと農家の気概が支えた「祝」は、京都が誇る自慢の酒米です。

豊かな自然に恵まれた「かやぶきの里・美山」

かやぶきの里・美山美山町は、山に囲まれ、由良川の源流が中央を流れる京都北部の町。
この地域は茅葺き屋根の民家が多く残る「かやぶきの里」として知られ、近年多くの観光客が訪れます。

農作物生産に恵みを与える、美しい水と豊かな土、昼夜の気温差が大きい風土が、酒造りに重要な役割を果たす心白の高い発現率をもたらすなど、酒米「祝」を生み出す最適な立地と気象条件を備えている町です。