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鎌倉時代に日本に伝わり、公家や寺院だけに許される高級食材だった湯葉。その後も、政治文化の中心として栄える京都において、精進料理や茶懐石、京料理に欠かせない食材として存在価値を高めてきた。湯葉といえば京湯葉とされる所以がここにある。
そんな京湯葉の老舗「ゆば庄」は明治18年創業。豆乳の温度上昇を緩やかにする湯葉釜の考案や、新しい食し方「生湯葉」の提案など、伝統を守る力と進取の気概を持ちながら、120年にわたり、こだわりの湯葉をつくり続けている。
長らく製造販売を専門としていたが、「食事がしたい」というお客様の声に後押しされ、2007年10月にオープンさせたのが「ゆば庄洛寿庵」だ。湯葉と一緒に様々な食材を駆使した料理を召し上がっていただきたい、京都の風情をまるごと感じていただきたいとの思いから、「数寄屋造りで、湯葉をたっぷり使った季節の懐石料理を味わう」というスタイルが完成した。 |
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