ぽんとちょう しき よしな

[先斗町・木屋町]

京料理の定番からアレンジの利いた一品まで

真似のできない、一工夫がある

京都 グルメ「先斗町 四季 よし菜」

京都らしいものを食べたいけれど、ちょっと珍しいものも味わってみたい-。そんな時にぜひ利用したいのが「四季 よし菜」だ。古い町家を改装した同店には、老舗料亭や洋食、中華のレストランで腕を磨いた料理人がずらり。一人ひとりがこれまでのキャリアを活かし、京都らしさを大切にしながらも一工夫を加えた独自の一品を作っている。納涼床を気軽に楽しめるほか、リーズナブルな価格帯も大きな魅力だ。

京都 グルメ「先斗町 四季 よし菜」

珍しい設えに感激

京都 グルメ「先斗町 四季 よし菜」

先斗町通に揺れる暖簾を分け、細い路地を奥へ歩くと突き当たる古い格子戸が同店の入り口だ。築100年を超える元お茶屋を改装した建物で、玄関を入るとすぐの靴棚は、もともと食器棚として用いられていたものだとか。いかにも番頭さんが座っていそうな帳場、薬棚が付いた箪笥(たんす)階段は、ある人には懐かしく、またある人にとっては珍しく感じられるだろう。帳場はレジに、箪笥階段は二階への移動に用いられるなど、こうした設えが今なお実際に活かされていることに驚く。こうしたレトロな雰囲気にどっぷり浸れるのも、同店の大きな魅力と言える。

柔軟な発想が「美味しい」を生む

京都 グルメ「先斗町 四季 よし菜」

「四季 よし菜」では、京野菜など地元の食材をはじめ、旬の美味しいものなら府外の特産品でも積極的に採り入れている。京都にこだわり過ぎないことで料理の幅を広げているのだ。技法や素材の扱い方にもユニークな工夫がある。例えば夏季の会席料理で味わえる「スズキのあられ揚げ」はバルサミコ酢でさっぱり仕上げられ、「牛しゃぶと京豆腐の玉葱醤油かけ」は辛みと甘みの混然一体となった味わいが中華を思わせる。「手作り胡麻豆腐」は、牛乳と生クリームを使用し、深いコクを創出…。京料理は初めてという人はもちろん、よく知る人に対しても新しい発見を提供し、観光客と地元の人々のどちらにも歓ばれている。

京都 グルメ「先斗町 四季 よし菜」

気分や用途に合わせて愉しめる

京都 グルメ「先斗町 四季 よし菜」

同店の納涼床はテーブルと椅子席なので、着物や浴衣でもゆったりと寛げる。また店内の座席は掘り炬燵のテーブル席や畳の座敷など、気分や用途に合わせて使い分けが可能。カウンター席に座り、経験豊富な板長と料理談義に花を咲かせるのも一興だ。お座敷で舞妓さんとお茶屋気分を味わうプランも人気がある。

掲載情報は2008年6月に取材した内容で、写真はすべてイメージです。

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