りょうりりょかん・てんぷら よしかわ

[四条河原町周辺]

素材の魅力を伝える天ぷら

調和の美を見せる庭園

京都 グルメ 「料理旅館 天ぷら 吉川」

洛中の真ん中に、築100年になる数寄屋造りの建物を構える「料理旅館・天ぷら 吉川」。建物の立派さはもちろん、狭い間口からは想像もつかないほど広大な庭園には驚かされる。全敷地の3分の1を占める庭は遠州好み。池を中心に石と草木を巧みに配し、調和のとれた美しさを見せている。

食事は個室で

食事は本庭や坪庭に面した個室でいただくことができる。季節ごとに装いを新たにする個室で、窓一面に庭の木々を眺めながら手間ひまかけた料理を味わう。これはそうそう経験できない贅沢だ。

吟味された素材の味

吉川といえば天ぷらというほど有名になったのは先代の女将の時。「京会席は1品ずつは美しいが、食べ終わった後に強く印象に残るものがない。これからは外国人にも喜ばれる、吉川の味はこれだというものを作りたい」と考えたのだという。こうしてお店の味になった天ぷらは白大豆の油のみで揚げるので、衣が薄くて軽い食感。素材が生きた上品な味わいには、今までの天ぷらのイメージを変える新鮮な感動がある。

京都 グルメ 「料理旅館 天ぷら 吉川」

料理人の手技が冴える料理

座敷でいただくのは京会席と天ぷら会席。特に天ぷら会席は天ぷらが2回に分けて出され、常に熱々が楽しめるように心遣いされている。もちろんこの他の料理も京料理の真髄が垣間見えるものばかり。妥協のない素材選び、季節感を大切にした盛り付けなど、料理人の持てる技が結集している。

京都 グルメ 「料理旅館 天ぷら 吉川」

揚げたてをいただく幸せ

玄関脇にあるカウンター席は茶室を改装したもので、天井や小さな出入り口などに茶室の名残をとどめている。この純和風の空間で味わえるのは板前さんが目の前で揚げてくれる天ぷらコース。揚げたてをサクッと頬張る天ぷらの醍醐味が堪能できる最上の席だ。

京都 グルメ 「料理旅館 天ぷら 吉川」

最高の時間を生む場所

料理旅館ならではの魅力は、完全な個室で心行くまで食事が楽しめること。美味しい料理だけでなく、自分たちだけの空間や心のこもったサービス。これらすべてがバランスよくそろっているから、このひとときが特別なものになる。

掲載情報は2006年夏に取材した内容で、写真はすべてイメージです。

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