りょうりりょかん よしださんそう

[銀閣寺周辺]

由緒ある邸宅で味わう癒しの美味

気品に満ちた空間

京都 グルメ 「料理旅館 吉田山荘」

東山三十六峰の一つとして親しまれる京都・吉田山。その中腹の閑静な場所に、昭和7年、東伏見宮家の別邸として建てられた「吉田山荘」がある。名棟梁西岡常一氏が手掛けた、京都で唯一の表唐門や、総檜造りの建物と敷地内に広がる庭園との調和が素晴らしい。
また、玄関に一歩足を踏み入れると、古墳時代の銅鏡「直弧文鏡(ちょっこもんきょう)」よりデザインをとったステンドグラスや、組木細工の板の間、部屋ごとの洒落た照明器具など、モダンな趣向がそこかしこに。それがまったく不自然ではなく、しっくり溶け込み、気品に満ちた空間美を生み出している。

四季の風光に恵まれた立地

吉田山荘は、東山連峰と鴨川の間に位置し、周辺には、後一条天皇陵や、吉田神社、金戒光明寺、真如堂吉田神社など神社仏閣が多い。また、銀閣寺、哲学の道へも近く、春は哲学の道の桜、夏には五山の送り火、秋には真如堂の紅葉、冬は吉田神社の節分祭…など、四季折々の京情緒が堪能できる。

京都 グルメ 「料理旅館 吉田山荘」

庭園を眺めながら

こちらは料理旅館であるが、食事のみや喫茶のみの利用でも、この空間美を堪能することができる。
美しい庭園を眺めながらいただく懐石料理は、有機栽培の古代米や京野菜、天然ものの魚介など、身体にやさしい安全で安心な食材を吟味して使用。失われゆく伝統的な本物の味を楽しませてくれる。
器や盛付けにも細部まで気が配られていて、五感の全てを満たしてくれる。懐石料理のほか、お昼限定の「葉皿料理」なども好評だ。客室は全て庭に面していて、元は宮様の書斎だった書院造りの部屋や、ステンドグラスの施された部屋などがある。会の人数や趣旨、さまざまな条件などを考慮し、できる限り要望に応えてもらえるので気軽に相談を。

身体にも心にもやさしい味

料理には、幻の古代米といわれる紫米、赤米、緑米に、発芽玄米、押麦、粟など十六種に大豆、小豆をブレンドした十八種穀物米が使われている。また、大豆と小豆が50%ずつ配合された小豆茶や、それに添えて出される古代紫米水飴(こんこん飴)も栄養価の高い身体によい食品ばかり。家庭でもこの味を。というお客様の声が多く、商品化され、女将がデザインしたオリジナルの器(京古ブランド)ともに店で販売されている。

京都 グルメ 「料理旅館 吉田山荘」

由緒ある邸宅でティーブレイク

こちらでは食事のみの利用や、喫茶のみの利用もできる。食事は懐石料理のほかに、お昼にはミニ懐石である「葉皿料理」なども用意。また、2007年2月より、敷地内に独立したティーサロン「真古館(しんこかん)」がオープン。宮家時代に建てられた館は、外観をそのままに、モダンでレトロな佇まいへと生まれ変わった。ここでは、女将がデザインしたオリジナルの器で香り高いコーヒーや小豆茶、最高級あずきを使ったぜんざい、木酢スカッシュなどがいただける。

京都 グルメ 「料理旅館 吉田山荘」 室内からは、比叡山・東山連峰(大文字)・街の景色を見渡せ、緑に囲まれた清澄な空間を楽しむことができる。料理やコーヒーには、女将の筆による万葉集や古今和歌集がそっと添えられていて文化が香る。

掲載情報は2006年夏に取材した内容で、写真はすべてイメージです。

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