[祇園]
この度はありがとうございます。お席は堀ごたつのカウンター、堀ごたつのテーブル、個室になります。ご希望がございましたら、ご要望欄にご記入下さい。よろしくお願いします。
「やげんぼり花見小路店」は、料亭よりも肩肘張ることなく、伝統的な京料理が味わえる人気店。祇園の歴史あるお茶屋「一力」の向いの筋を少し入ったところにあり、赤土壁と紅柄格子の外観が、花街にふさわしい艶やかな風情を湛える。店内は古材を用いたお茶屋風の造りで、祇園を愛したクリフトン・カーフ氏の版画・絵画や、季節の野の花が飾られている。温もりと素朴さの中に華やぎがあり、たいへん居心地のよい店である。
食材は、天然であること、産地直送であることを貫き、直接、現地に出向いて仕入れ先を選んでいる。いずれの食材にも妥協がないが、ことに野菜と魚介へのこだわりは強い。まず野菜は京野菜が中心で、京都有機の会に所属する園部町の奥村さんのもの。料理長が畑に入ることもあるそうだ。魚介は、京都丹後の漁師さんが送ってくれる“京前”がメイン。もちろん米や、醤油、塩、味噌などの調味料に至るまで、“生産者の顔が見える”手造りの信頼あるものばかりを使用している。
おすすめの「旬のおまかせ料理」は正統派の京懐石。月替わりを基本に、仕入れる食材により、柔軟に内容を変更している。また伝統を守りつつ、時に、酢の物はマリネになり、締めのご飯は麺類になるなど、さりげない独創性も特徴。料理には、草花を野にあるごとくに添え、自然と季節を愛でる茶の精神を思わせる。接待には華美に走らぬ盛り付けを、若いカップルには大皿盛りを、とお客様により料理の出し方を変えるのも、料理長の心配りと確かな技術の証しといえるだろう。
席も多彩に用意。接待によく利用される個室の座敷や、親しい仲間との会食にぴったりの囲炉裏の部屋、気楽に利用できる掘りごたつの半個室など。1人やデートの際には、掘りごたつのカウンター席に座るのもおすすめ。カウンターに並ぶ京野菜を使って好みの料理を気軽にオーダーしたり、女将との会話が楽しい。