りすとらんて てぃ・ヴぉりお・べーね

[祇園]

イタリアンと京都の野菜の美味なる競演

ストーリー性豊かな料理構成が見事

京都 グルメ「Ristorante t.v.b」

今、京都で、飛ぶ鳥落とす勢いのイタリアンレストランといえば、この店の名を上げる人は多い。店名の「t.v.b(ティ・ヴォリオ・ベーネ)」は、「あなたが大好きです」というような意味。その名の通り、大切な人に贈る気持ちで作る料理が人の心を強く打ち、オープンして1年と少しで、早くも「予約の取れない店」として成長を遂げた。昼夜ともコースのみ。一皿ごとに旬の京都の野菜をふんだんに使う。盛り付けも季節感に溢れ、ギリシャの『グラススタジオ』のガラス食器など選び抜かれた器に美しく映える。また、やさしい味わいから印象の強い味わいへと、メイン料理にクライマックスがくるよう計算された料理構成でお腹を満たしてくれる。パティシエによるデザートまで、料理の起承転結は“鮮やか”の一言に尽きる。

京都 グルメ「Ristorante t.v.b」

鷹峯の野菜と和の食材を駆使して

京都 グルメ「Ristorante t.v.b」

野菜は、400年にわたって京野菜を栽培する、鷹峯の樋口農園より仕入れる。おいしさに定評のある野菜と、天然魚介など季節の食材とを巧みに融合させるのが、t.v.bのイタリアンだ。アミューズを一例にあげるならば、新たまねぎ、賀茂茄子、金時人参など、季節によって素材が変わる「京野菜のブランマンジェに生ウニとコンソメのジュレ」、パスタなら、「天然真鯛とたけのこ」「鮎ときゅうり」などのように、和の食材を取り入れた出合いの妙が愉しみ。

もてなしの精神に溢れるシェフ

京都 グルメ「Ristorante t.v.b」

シェフの山口正氏は、東京代官山の「カノビアーノ」のシェフを経て「カノビアーノ京都」の総料理長に抜擢され、3年目にして独立。その確かな腕前に加え、主張することなく配された繊細な心遣いが多くの人に支持される理由だ。たとえば、パスタはアルデンテであることはもちろんだが、年齢の高いお客様には少しだけ柔らかめに。京都に生きていく中で、おもてなしの心を学び研鑽し続けているのであろう。

京都 グルメ「Ristorante t.v.b」

祇園のスタイリッシュ空間で“乾杯”

京都 グルメ「Ristorante t.v.b」

お茶屋が軒を並べる京都らしいロケーションに、お茶屋の風情を残した外観がしっとりと馴染む。一歩中に入れば、モダンなインテリアが配された、洗練を極めたスタイリッシュな空間。オープンキッチンの横は明るいテーブル席、奥はダークな色彩が落ち着いた印象のスペースや個室となっている。イタリアンレストランはカジュアルになりがちだが、グループやデートだけでなく、接待にも使う事ができる。シャンパン70~80種類、フランスワイン約50種類という素晴らしい品揃えも、大人同士の集いにふさわしい。

掲載情報は2008年3月に取材した内容で、写真はすべてイメージです。

ページの先頭へ
eat_camp.jpg
メルマガ登録京都おこしやす.comスタッフの京都日記