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京都 岡崎 つる家(きょうと おかざき つるや)

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美味と風雅を極めた京のおもてなし
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京都 グルメ 「京都 岡崎 つる家」

即位の大礼を機に

明治41年(1908)、大阪の北浜で創業した「つる家」。その後、昭和天皇の即位の大礼が京都御所で行われるため、全国の貴族院議員並びに衆議院議員がご入洛されることになり、ご宿泊、お食事のご奉仕をしたのを機に開店したのが「京都岡崎つる家」である。
以来、約一世紀に渡る歴史の中で「京都岡崎つる家」は皇族方、政財界人、外国から各国元首をはじめとする貴賓の方々を数多く迎えてきた。日本ならではの旬の美味と空間美、楚々としてしなやかなおもてなし。玉砂利を踏み、表門をくぐった瞬間から秀麗な時間を堪能できる。

数寄屋建築の傑作

東山山麓を借景に名建築家・吉田五十八氏によって設計された近代数寄屋(すきや)づくりと日本庭園が織り成す精華きわまる美景。伝統と近代様式が融合した"数寄屋建築の傑作"と謳われ、その直線的なデザインが明治の名工庭師・加藤熊吉氏作の庭園と相俟(あいま)って、風雅なるやすらぎの舞台を創造している。

京都 グルメ 「京都 岡崎 つる家」
京都 グルメ 「京都 岡崎 つる家」

名建築と名庭の耽美なる情景

当初は大正初期の邸宅を利用してきたが、現在の建物は近代数寄屋建築で文化勲章を受章した建築家吉田五十八先生によって改築されたもの。庭園は東山連峰を背景にした築山林泉様式の借景庭園で、琵琶湖の疎水を活かし、伏せ石を配した大らかな造形。そのまわりを建物がUの字型に囲んでおり、どの部屋からでも趣の異なる情景が見渡せるのが大きな魅力だ。

京都 グルメ 「京都 岡崎 つる家」
京都 グルメ 「京都 岡崎 つる家」

味は加えず、引き出す主義

名物は冬に味わう「ふろふき蕪」。京都は京北町(けいほくちょう)の蕪を用いて、くりぬいた部分に白みそを添える。蕪の甘さ、旨みを存分に味わえる逸品だ。「味付けならいくらでもできる。素材そのものの美味しさを引き出すことこそ難しい」というのが初代からのポリシー。火加減や包丁さばき、またダシや味噌、酢の繊細な風味に神経を研ぎ澄ます。

ゆとりの空間に現れる大仕掛け

敷地が約1000坪、建物が約400坪、それでいて客室は大小9部屋というから贅沢なつくりである。大広間は一階が80畳、二階は128畳もあり120人ほどの宴会が可能。芸妓さんたちの踊りが披露される際には、控えの間が舞台として迫り出す。緞帳(どんちょう)が上がり、きらびやかな金屏風が現れる仕掛けには圧倒されるばかりだ。

掲載情報は2006年夏に取材した内容で、写真はすべてイメージです。
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