とらっとりあ かもん

[四条烏丸周辺]

京町家で食す厳選素材のイタリアン

京町家の典型“うなぎの寝床”

京都 グルメ「トラットリア花門」

素材からこだわる料理と新しく誕生した町家イタリアンとして、熱い注目を浴びる「トラットリア花門」。古い商家がまだ多く見られる新町通にあって、ひときわ重厚なたたずまいをみせる京町家「くろちく百千足館(ももちたるかん)」に隣接する。風情ある路地(ろうじ)の奥にあり、隠れ家のような雰囲気を醸すのも魅力の店だ。店内は“表屋造り”を再現。玄関付近が店舗、奥が住居になった京町家の典型の形式で、狭い間口から奥へ奥へと空間が伸びる、いわゆる“うなぎの寝床”となっている。

空間そのものを楽しんでほしい

まずはゆっくり、空間そのものを楽しんでほしい―そんな思いから、庭の見えるテーブル席、掘りごたつの部屋、座敷と、全席が、格子等で仕切られた半個室となっている。家族や仲間同士でくつろぎながら、食事のひとときが過ごせるのが何よりもうれしい。また、古材や和紙を使うことで、全体的に柔らかな雰囲気を演出。空間全体のシックな色彩の中に映える赤いテーブルクロスは、白い皿に盛られる料理を引き立たせる役割もあるなど、随所に繊細な心配りがある。

京都 グルメ「トラットリア花門」
京都 グルメ「トラットリア花門」

産地直送の食材をふんだんに

料理には、釧路産さんまなど季節の魚介、岩手県白金豚、備中鶏、地元京都の丹波牛など、シェフが自ら探しあてた産地直送の厳選素材を惜しみなく使用。ことに魚は、イタリアンの店では珍しく水槽を置き、直前まで泳がせていたものを調理するこだわりぶりだ。いろいろな産地から食材が届き、そのつどメニュー内容が替わるので、次の楽しみも尽きない。

京都 グルメ「トラットリア花門」

コース料理には和の要素も

昼夜ともコース料理が主体。京野菜や醤油を使った味付けなど和の要素を盛り込んだ、シェフ創作の味も楽しみだ。夜のおすすめの「花門のオリジナルセットメニュー」は、2名で取り分けられる構成で、サラダ、パスタ二種、メイン料理は数種類から選べる。またどのコースにも付くパン「玉葱バターのバケット」は、玉葱の甘みがたまらないファンの多い一品。

京都 グルメ「トラットリア花門」

ブライダルスペースを併設

花門とは、「花嫁の門出」という意味。店の奥は実はブライダルスペースとなっており、時には華やかな花嫁の姿と出会うことも。スペースの2階には能舞台がしつらえてあり、さまざまなイベントも行われるなど、京の文化発信地の性格も併せ持つ。

掲載情報は2007年11月に取材した内容で、写真はすべてイメージです。

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