たいしょう はなな

[嵐山・嵯峨野]

嵐山にオープンした鯛茶漬けの専門店

絶品 朝〆真鯛の鯛茶漬け

京都 グルメ「鯛匠 HANANA」

渡月橋から嵯峨野方面へとまっすぐ延びる嵐山のメインストリートに、2007年秋オープンした「鯛匠 HANANA」は、鯛茶漬けの専門店。
今いち番おいしいと言われる愛媛県産の真鯛を厳選、素材を最大限に生かした料理で週末には行列ができる人気の店だ。客層は観光客が中心で、地元の人が客人をもてなすのにも重宝しているとか。
店の外観は町屋をイメージした純和風。暖簾をくぐると竹林の路地が中へいざなう。古都の雅を体感しながら店内へ。旅心が嫌でも高まる瞬間だ。

京都 グルメ「鯛匠 HANANA」
京都 グルメ「鯛匠 HANANA」

食し方のこだわり

「鯛茶漬け御膳」は、ゴマダレの上に盛られた真鯛の薄造りと、煮こごりなど鯛の一品、京野菜の煮物に香の物と甘味がつく。ご飯はお櫃で供されお変わり自由。というのも食し方にこだわりが。
まず、自家製ゴマダレに薬味を加え刺身をしっかりからめてひと口。秘伝のゴマダレが活きのいい鯛を一層引き立てる。次にタレにからめた鯛と暖かいご飯を一緒に食す。温かいご飯が鯛の旨みとタレの香りを引き立てる。二膳目は残りの鯛をタレごとご飯にのせ、ごまをふりかけて頂き、仕上げはお茶漬け。薄めに淹れたお茶を注いでさらさらと。このお茶、ただのお茶にあらず。宇治の誇る日本煎茶の元祖永谷宗園の上煎茶で、薄めに淹れるのは鯛の旨みを損なわないがため。極上の鯛茶漬を味わってほしい、という店の思いが伝わってくる。

京都 グルメ「鯛匠 HANANA」

お茶や野菜は地元産を使用

笑顔を絶やさぬスタッフがこの独特な食し方を丁寧に教えてくれる。お茶を出すタイミングも絶妙だ。野菜は地元嵐山の農家から直接仕入れ、5種類ほど付く香の物は全て店で漬けたもの。一品一品食材選びから妥協がないところはさすがに専門店だ。

嵐山散策を兼ねて、ぜひ

この店の魅力は味わいもさることながら、そのロケーションにある。世界遺産の天龍寺、詩情溢れる竹林の小道などに程近く、京都らしさを満喫しながらの散策は、いつの日も新しい感動をくれる。店の周囲には紅葉が配され秋はことのほか美しい。落ち着いた雰囲気の中で楽しむ「鯛茶漬け御膳」は、京の旅を美しく彩ってくれそうだ。

掲載情報は2008年6月に取材した内容で、写真はすべてイメージです。

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