
「鯛茶漬け御膳」は、ゴマダレの上に盛られた真鯛の薄造りと、煮こごりなど鯛の一品、京野菜の煮物に香の物と甘味がつく。ご飯はお櫃で供されお変わり自由。というのも食し方にこだわりが。 まず、自家製ゴマダレに薬味を加え刺身をしっかりからめてひと口。秘伝のゴマダレが活きのいい鯛を一層引き立てる。次にタレにからめた鯛と暖かいご飯を一緒に食す。温かいご飯が鯛の旨みとタレの香りを引き立てる。二膳目は残りの鯛をタレごとご飯にのせ、ごまをふりかけて頂き、仕上げはお茶漬け。薄めに淹れたお茶を注いでさらさらと。このお茶、ただのお茶にあらず。宇治の誇る日本煎茶の元祖永谷宗園の上煎茶で、薄めに淹れるのは鯛の旨みを損なわないがため。極上の鯛茶漬を味わってほしい、という店の思いが伝わってくる。 |