しょうざんかく まつやま

[御室・衣笠・金閣寺]

京料理と自家製ゆばを豊かな自然の中で

渓谷美や自然の音に心癒され

京都 グルメ 「松山閣 松山」

御室仁和寺の背後に広がる広大な自然林。京料理「松山閣 松山」は7万坪というその壮大な自然の中に佇んでいる。1500坪の大庭園は、秋の紅葉、春の桜の素晴らしさはもちろん、四季折々の花が咲き誇り、木々に囲まれるように、落ち着きを感じさせる数奇屋造りの建物が佇む。座敷からは、御室川上流の渓谷美が広がり、川の音も心地いい。耳を澄ませば風の音、鳥たちのさえずりや、虫の声も、癒しのBGMとして心に届く。食後には、散策道を歩いて、自然に触れるひとときを持ちたい。

自家製ゆばと豆腐、こだわりの食材

敷地内には、ゆば・豆腐工房がある。自家製ゆばと豆腐は大豆本来の味が楽しめる逸品で、コース料理の中に巧みに取り入れられる。また春の山菜や秋の松茸は、庭山で採れるものを使用することも。特に松茸は、北山松茸として、その香りのよさで知られる。ほかに多彩な京野菜、洛北の鮎、瀬戸内のハモや鯛、若狭からの甘鯛(ぐじ)、カレイなどの一塩物の魚などを、素材の風味を最大限に活かして調理。冬には、聖護院かぶらを丸ごと使った、かぶら風呂吹き鍋が登場する。

京都 グルメ 「松山閣 松山」
京都 グルメ 「松山閣 松山」

人間国宝の桶で味わうゆば

自家製ゆばを使ったゆば桶は、同店の代表的な料理。人間国宝・中川清司氏の手による檜の桶に、豆乳で炊いた湯葉を張る、風流な趣向だ。ゆばの濃厚な味わいと、ほのかな木の香りがなんとも贅沢な心地にさせてくれる。コースの一品として出されることが多いが、できれば予約時に、「ゆば桶を」と希望しておきたい。

京都 グルメ 「松山閣 松山」

遊び心溢れる盛りつけ

京の風物や行事を意識した美しい盛りつけも、同店の料理の特徴。料理長は予約が入ると、客の層や好み、季節などを考え、庭を歩きながらイメージを膨らませるという。そして、笹の葉や、夏ならほおづき、秋なら貴船菊など、庭山にある葉や野の花を利用して、一皿一椀をしつらえる。料理と器との美しい調和も楽しみ。

京都 グルメ 「松山閣 松山」

山水を利用したお風呂も

京都 グルメ 「松山閣 松山」事前の予約で、渓谷を望む眺めのよいお風呂を利用することもできる。お湯は、山から湧き出る鉱泉。効能豊かなお風呂でゆっくり体を休め、絶景を楽しみたい。ことに、錦秋の頃、雪景色の頃の風情は格別で、夜には庭に置かれた行灯のほのかな光が、風流を演出。

掲載情報は2007年7月に取材した内容で、写真はすべてイメージです。

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