じょうどじ せいちゅうあん

[銀閣寺周辺]

哲学の道のそば 広間の茶室で味わうフランス料理

お茶の心をエッセンスにして

京都 グルメ 「浄土寺 聖宙庵」

「浄土寺 聖宙庵(せいちゅうあん)」は、お茶会や茶道教室が開かれる広間にてフレンチが味わえる、いかにも京都にふさわしいレストラン。哲学の道の程近くにありながら、メインの通りからは少し奥まった場所に建ち、観光シーズンでも静けさが漂う。魅力は、もちろんこの雰囲気だけではない。オーナーシェフはパリやプロヴァンスで修業をし、京都のホテルやフレンチの有名店で腕を磨いた。本場仕込みの研ぎ澄まされた技を生かしながら、懐石風のオードブルなど、和の趣向を凝らした独自の味わいを楽しませてくれる。

京都 グルメ 「浄土寺 聖宙庵」

お茶事を意識した料理やもてなし

京都 グルメ 「浄土寺 聖宙庵」

お茶と茶懐石でお客様をもてなす「“お茶事”の雰囲気を味わっていただきたい」、とのオーナーの思いから、まずは「お出迎えの抹茶」が出される。コース料理の最初には、「茶懐石の盆」としてご飯と白味噌の汁物が出るが、これも茶懐石の一汁三菜に倣ったもの。ほかに、旬の刺身や焼物をフレンチのソースやチーズなどで味わう「オードブル」、味噌アイスクリームを添えた「デザート」など、和を意識した料理構成が斬新だ。

素材も器も地の物を

京都 グルメ 「浄土寺 聖宙庵」

食材は京野菜、京赤地鳥、亀岡牛など、できる限り地の物を使用。万願寺唐辛子、京人参といった色のきれいな野菜はソースとしてもよく用いられ、見た目も鮮やかな一皿に。料理の着物ともいえる器は、清水焼・京焼や信楽焼の作家物、明治・大正頃の骨董品が中心。料理と和食器との美しい調和も、コースの楽しみのひとつとなっている。

夜は1日4組を基本に

京都 グルメ 「浄土寺 聖宙庵」

同店の徒歩10分圏内には哲学の道、銀閣寺、南禅寺などが点在する。観光地に位置しながら、庭の奥にある座敷は、静かで落ち着いた風情。つくばいのある露地庭を望み、季節のお軸や花を飾る床の間を配して、どこか厳かな空気さえ流れている。夜は1日4組限定(日によって変動あり)。ご夫婦、女性女同士などで、しっとりとした大人の時間を過ごしてみたい。

掲載情報は2009年4月に取材した内容で、写真はすべてイメージです。

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