キーワード検索

女将さんのおすすめ
京都おこしやす大学

京を食す

お店一覧に戻る

豆屋源蔵(まめやげんぞう)

お店紹介 おすすめプラン アクセス・詳細情報
京の美意識を秘めた味と風情
ムービーをご覧いただくためには最新のフラッシュプレーヤーが必要になります。
京都 グルメ 「豆屋源蔵」

茶屋旅荘の面影

かつて高瀬船が運航した高瀬川、その終着地だった一之船入(いちのふないり)の目の前にたたずむのが「豆屋源蔵」だ。前身は作家の井上靖氏や大佛次郎氏、画家の山下清氏ら多くの文人墨客(ぶんじんぼっかく)が通ったという茶屋旅荘「近江初」。大正末期に建てられた町家建築の建物内には当時の面影が随所に残り、洗練された意匠にしっとりした空気が漂う。

ゆかしさと奥深さ

ここで味わえるのは、自家製の豆腐や湯葉、味噌などの大豆を原料とする素材を使った料理の数々。まろやかさが持ち味の白味噌、滑らかな口当たりの豆腐、優しい甘さが口に広がる湯葉など、豆料理の繊細な味わいとバラエティ豊かさに驚かされる。
「華美に走らず、貧素にならず」「花ハ半開、酒ハ微酔」というのがコンセプト。その心は、飾り立てはしないが技と心をこめた料理、前に出すぎないさりげないもてなしなどに生かされている。京らしいゆかしさと奥深さを感じてまた訪れたい気持ちになる、そんな雰囲気がここにはある。

京都 グルメ 「豆屋源蔵」

奥へと伸びる京都らしい建物

表口をくぐると風情あるアプローチが奥へと伸び、さらに玄関を入ってから座敷まで長い廊下が続いている。木屋町から鴨川までの奥行きある建物は、これぞ京都の鰻の寝床といわれる町家建築だ。80年以上前の建物だが、欄間(らんま)や吹き抜けの天井から光が差し込む内部はモダンさも備えている。

一日の始まりは素材作りから

大豆は時期によって国産もの、輸入ものを使い分け、素材によって種類を変える。生家が味噌屋という主人は原材料を吟味し、素材から作ることを大切にしているという。素材や調理法を工夫し、奇をてらわず手間をおしまない料理は、もてなしの心を感じるやさしい味がする。

京都 グルメ 「豆屋源蔵」

控えめで丁寧な仕事が生む心地よさ

「花は半開が一番美しい、酒はほろ酔い加減がちょうどよい」というほどの意味の「花ハ半開、酒ハ微酔」がコンセプト。この考えはしつらいから料理、サービスまで一貫している。デフォルメせず、当たり前のことを当たり前に行う程よいバランスが心地よさを生むのだろう。

掲載情報は2006年秋に取材した内容で、写真はすべてイメージです。
ページの先頭へ