りょうてい きょうしんざん

[祇園]

料理人の技と豊かな感性が息づく時代に流されない京料理の正統派

白川と鴨川を望む絶好のロケーションも魅力

京都 グルメ 「料亭 京新山」

「料亭 京新山」は、石畳の道に柳の揺れる祇園白川と、鴨川を望む川端通の両方に面する。界隈は祇園新橋伝統的建造物群保存地区に指定されており、電車、バスの利用にも便利な、とても恵まれたロケーションだ。料理は奇をてらわず、見た目の華やかさに流されない、味本位の正統派京料理。旬の魚介や京野菜、湯葉や生麩などを巧みに組み合わせ、ひとつの素材に幾通りものおいしさがあることを教えてくれる。それはまさに、料理人の技と感性、もてなしの精神の結晶といえるだろう。京料理は初めてという方はもちろん、食べ慣れた方にも、今一度注目してほしい店の1軒である。

京都 グルメ 「料亭 京新山」

四季折々、素材同士の出合いが楽しみ

京都 グルメ 「料亭 京新山」

素材同士が合わさって、おいしさの相乗効果を生む「料亭 京新山」の料理。一例では、卯の花を煮穴子で巻いて旨みとコクを加えたり、鱈の子と雲子にべっこう餡をかけ、食感のハーモニーを演出。また脂ののった魚をお造りで供するときには大根おろしを添えて、といった具合。さりげない趣向にも、さすがにプロの技と、つくづく感心させられる。

舞子寿しの付く御膳もおすすめ

京都 グルメ 「料亭 京新山」

このような組み合わせの妙を、月替わりの会席では、存分に堪能できる。また、会席仕立てで出される「桜」「菊」御膳では、この店ならではの「舞子寿し」が付き、こちらも人気。舞子寿しは、一口大の海苔巻きの上にネタがのったもので、もとは舞妓さんが食べやすいようにと考案された。塗りの一段のお重に入れられ、女性客からは、ふたを開けたとき、必ず歓声が上がるという。昼のみの「貴船御膳」は二段のお弁当になっていて、下段にこの舞子寿し、上段に取肴、お造り、揚げ物が入り、これに季節料理二種、茶碗蒸し、デザートまで付いて、たいへんお値打ちだ。

京都 グルメ 「料亭 京新山」

個室の座敷で美しい風景を愛でながら

京都 グルメ 「料亭 京新山」

同店は、外観はホテルのような重厚な造り、内部は京料理にふさわしい純和風になっている。カウンターのほかは全てが個室の座敷となっており、しかも掘りごたつ式で、心底くつろぎながら食事が楽しめる。また白川側の部屋もあり、ここからの眺めが実に素晴らしい。ことに春には、桜の群生をすぐ目の前に見ることができ、圧巻だ。もちろん、春の緑、秋の紅葉の風情も捨てがたく、夜ともなれば、鴨川沿いを先斗町の店灯りが揺れ、さらに情緒が増す。3階は宴会場、4階には、三方に鴨川の大パノラマが広がる特別室がある。

掲載情報は2010年2月に取材した内容で、写真はすべてイメージです。

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