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明治末期創業の「京極かねよ」は、鰻料理の専門店。京極に移転した大正時代に建てられたという、レトロな香り漂う外観が目印だ。
名物はなんといっても、京極かねよスタイルの「きんし丼」。通常のうなぎ丼の倍も出るという看板メニューだ。創業当時、高級品だった卵をドンと乗せよう
、江戸焼きの鰻と京風の出し巻きを合わせてみよう、そんな発想から生まれたメニューだという。きんし卵が丼から大きくはみ出た様子は、インパクトも大き
い。きんし卵というと、薄焼き玉子を細切りにしたものを思い浮かべるだろうが、こちらは京風の卵の生地を出し巻きのように巻かずに2つ折りにし、たっぷ
り空気を含ませてふわふわにしたもの。食感はなんとも柔らかい。そして、秘伝のタレをつけあわせて江戸焼きで焼き上げる 「鰻は」 身はふっくら、味わいは濃厚な旨みたっぷりだ。ご飯には、鰻を焼くタレとは別のあっさりめのタレをまぶす。
豪快に、卵、鰻、ご飯を一緒に頬張ってみてほしい。ふわふわの卵が鰻を包んでよりまろやかなコクとなり、タレが浸みたご飯が2つの相性の良さを引き立て
る。その味わいは、まさに“口福”のひと言に尽きる。
※きんし丼のほか、うなぎ丼、蒲焼きなどのメニューがそろう。また、月1回、食事と落語を楽しむ「かねよ寄席」を開催。詳細は同店のHPで。http://www.kyogokukaneyo.co.jp/
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