きょうごくかねよ

[四条河原町・市役所周辺]

ぜひとも味わいたい! 京極かねよ名物「きんし丼」

老舗が誇る「卵、鰻、ご飯」三味一体の絶品丼

京都 グルメ 「京極かねよ」

明治末期創業の「京極かねよ」は、鰻料理の専門店。京極に移転した大正時代に建てられたという、レトロな香り漂う外観が目印だ。
名物はなんといっても、京極かねよスタイルの「きんし丼」。通常のうなぎ丼の倍も出るという看板メニューだ。創業当時、高級品だった卵をドンと乗せよう 、江戸焼きの鰻と京風の出し巻きを合わせてみよう、そんな発想から生まれたメニューだという。きんし卵が丼から大きくはみ出た様子は、インパクトも大き い。きんし卵というと、薄焼き玉子を細切りにしたものを思い浮かべるだろうが、こちらは京風の卵の生地を出し巻きのように巻かずに2つ折りにし、たっぷ り空気を含ませてふわふわにしたもの。食感はなんとも柔らかい。そして、秘伝のタレをつけあわせて江戸焼きで焼き上げる 「鰻は」 身はふっくら、味わいは濃厚な旨みたっぷりだ。ご飯には、鰻を焼くタレとは別のあっさりめのタレをまぶす。
豪快に、卵、鰻、ご飯を一緒に頬張ってみてほしい。ふわふわの卵が鰻を包んでよりまろやかなコクとなり、タレが浸みたご飯が2つの相性の良さを引き立て る。その味わいは、まさに“口福”のひと言に尽きる。


※きんし丼のほか、うなぎ丼、蒲焼きなどのメニューがそろう。また、月1回、食事と落語を楽しむ「かねよ寄席」を開催。詳細は同店のHPで。http://www.kyogokukaneyo.co.jp/

京都 グルメ 「京極かねよ」

ドンと乗った卵のヒミツ

京都 グルメ 「京極かねよ」

昆布だしで割った卵生地は、出し巻きのように巻くのではない。卵を専門に焼く職人が、熟練の技で手首をしなやかに返して、2つ折りに。その時、たっぷりと空気を含ませるのがコツ。それによって、何とも言えない極上のふんわり食感が生み出される。

守り続ける伝統の味

京都 グルメ 「京極かねよ」

江戸焼き鰻は秘伝のタレをたっぷりと、何度も何度も丁寧につけていき、火力の強い備長炭の火床でじっくりと焼き上げる。秘伝のタレは、創業当時から継ぎ 足して使い続けている。日々微妙に調節しながら継ぎ足しし、伝統の味を守る。その姿勢が、「いつ来ても同じ味。ほっとするなぁ」というお客さんの言葉に 結びつくのだろう。

京都 グルメ 「京極かねよ」

ご飯にもひと手間

京都 グルメ 「京極かねよ」

ご飯にまぶすタレは鰻を焼くタレとは別の、さっぱりと甘さ控えめのものを使用。タレをまぶしたら十分しみわたるように、お箸でしっかりかき混ぜる。このひと手間をかけたご飯だからこそ、鰻の味わい、だしがきいた卵の旨みを、何倍にも引き出す。

掲載情報は2010年6月に取材した内容で、写真はすべてイメージです。

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