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創作中華 一之船入(そうさくちゅうか いちのふないり)

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町家で出逢った"真の創作中華"
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屋形船をイメージ

もとはお茶屋さんだった町家の姿を、外観だけでなく内装まで頑なに守り抜いているのが「一之船入」。築80年以上の歴史が息づきながら、清潔感の漂う佇まいにオーナーの意気込みが感じられる。
1階のこじんまりした部屋は、高瀬川に浮かぶ屋形船をイメージしてつくられたとか。よく見ると柱などが歪んでいるが、これも波に揺れる船上を思わせる仕掛け。川面を映す窓ガラスの美しい模様は、手彫りというから驚きだ。

京都 グルメ 「創作中華 一之船入」

"京風"創作中華

お料理は京野菜をふんだんに取り入れ、あっさりとした味わいに完成させた"京風"創作中華。横浜中華街より招かれた料理人による、京の食材を取り入れた中国八大料理・創作中華を、伝統的なおもてなしとともに堪能できる。「創作料理」の言葉が無かった約10年前の開業当初より"創作中華"を名乗る。趣は現在とは異なっており、広東・北京・上海…色々な中華の最良の融合を目指して"創作中華"と命名したとか。お客様の声に耳を傾け、料理に採り入れてきた結果たどりついたのが、中華を軸に和洋を織り混ぜた現在のスタイルである。

京都 グルメ 「創作中華 一之船入」

くつろぎと遊び心に満たされて

各部屋が畳敷きの個室なので、肩肘張らずにゆったりくつろげる。部屋には町家ならではの遊び心を感じる、襖(ふすま)の柄に合わせた名前をつけられており、それぞれに人気が高い。中華によく見られる大皿料理ではなく、取り分けて運ばれるスタイルも「気兼ねなく食べられる」と好評だ。

本物の素材、本場の味わい

京野菜を使うにも、素材の味をしっかり活かすことに全力を注ぐ。例えば酢豚をいただいても、ニンジンひとかけら、タマネギひと切れの味までわかる。料理人は中国にも度々出掛け、本場の味わいを自分の舌で確かめながら、本場の食材などを仕入れて帰国。故郷の味を求めて訪れる中国人のゲストが多いというのも納得できる。

京都 グルメ 「創作中華 一之船入」
京都 グルメ 「創作中華 一之船入」

歓ぶのは舌とお財布

深い味わいとコクが評判の「フカヒレ姿醤油煮」。プリプリした歯ごたえを上品な香りが包む「伊勢海老と松茸(秋季)の炒めもの」。贅を極めた二品がどちらも食べられるコースは、舌もお財布も満足させる。紹興酒(しょうこうしゅ)に焼酎、日本酒、ワイン、オリジナルドリンクとの相性も試してみたい。テイクアウトできる肉シュウマイも好評だ。

掲載情報は2006年夏に取材した内容で、写真はすべてイメージです。
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