きょうのこめりょうてい はちだいめぎへえ

[祇園]

メインディッシュとして申し分ない舌の上でとろける銀シャリ

世界中に「お米好き」の輪を広げたい

京都 グルメ 「京の米料亭 八代目儀兵衛」

祇園八坂神社前にあるこの一風変わったお店「米料亭八代目儀兵衛」。一般的に言われる料亭とは風貌が異なり、和の趣はあるものの、窓はガラス張り、艶やかな「ことり」(提灯)が目を引く。オーナーである橋本隆志氏にその理由を聞いてみると、意外な答えが返ってきた。
「私たちは世界中にお米好きの和を広げたいと考えています。そのために、米料亭でご飯の美味しさを知っていただいたお客様が、ご家族やお友達にこのお店の場所をつたえやすいよう、この立地でこの外観に至りました。一度食べていただければ、お米に対する価値観は絶対に変わります。」
その言葉通り、注文が入ってから一釜ずつ炊き上げる銀シャリご飯は、蓋を開けたとたん香ばしい湯気とともに甘みのある香りが漂い、米粒ひとつひとつがふっくらとつややかで、今まで何気なく食べていたご飯が「こんなにおいしいものだったんだ」と再認識させてくれるはずだ。

京都 グルメ 「京の米料亭 八代目儀兵衛」

老舗米屋の兄弟による美味しいご飯プロデュース

京都 グルメ 「京の米料亭 八代目儀兵衛」

5つ星お米マイスターでもある橋本隆志氏は、もともと老舗米屋の跡取であり、代々受継がれた味覚を元に、その年その季節に一番美味いお米を提供してきた。が、いくら上質の米でも洗い方・水加減・炊き方を間違えば、米本来の味が損なわれてしまう。そこで弟であり、京都の料亭や大分・湯布院の旅館で修業を積んだ料理人の晃治氏の技術を以って、素材の旨みがたっぷり引き出された最高の状態のご飯を、その場で味わってもらいたいと言う。
その味は遠方のリピーターだけではなく、近隣の老舗料亭の料理人もひそかに足を通わせる程。ふっくらみずみずしい銀シャリはもちろんのこと、釜についたおこげに少し塩をふったり、ほうじ茶を絶妙にブレンドさせた出汁をかけていただいたりと、何通りもの味わい方が楽しめる。

京都 グルメ 「京の米料亭 八代目儀兵衛」

味わい方まで教えてくれるのが、米料亭風おもてなし

京都 グルメ 「京の米料亭 八代目儀兵衛」

米料亭八代目儀兵衛は、絶品の銀シャリご飯をいただけるだけでなく、お米の味わい方まで伝授してもらえる。
甘みや歯ざわり(硬さ)は意識せずとも感じられるが、その他に「香り」や「粘り」さらには「喉越し」の違いによってもお米の良し悪しが判断できるそうだ。お米の良し悪しを意識しながらご飯を口にほうばれば、今まで気づかなかったご飯のうまさを体感できるだろう。
ご飯の美味しさ以外にも、和食ではなかなか使わない野菜がでてきたり、栄養バランスの計算された極めてヘルシーなコースだったりと、何も聞かずに食べただけでは気付く事のできない「からくり」のようなこだわりが隠されている。
料理長の橋本晃治氏はもちろんのこと、勉強熱心な八代目儀兵衛のスタッフに聞けば、どんな事でも教えてくれる。スタッフと話に花を咲かせて、意外な発見を見つけるのもこの店の楽しみ方の一つだ。

京都 グルメ 「京の米料亭 八代目儀兵衛」
掲載情報は2010年2月に取材した内容で、写真はすべてイメージです。

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