どぅーず ぐー12+

[四条河原町周辺]

懐石フレンチと世界のワインを町家で

話題のフレンチ

京都 グルメ 「DOUZE GOUT 12+」

柳馬場通に面した、ふと見過ごしてしまいそうな細い路地。歴史を感じさせる木戸をくぐると、柔らかな光が導くのは一軒の古い町家…。平成15年11月(2003/11)にオープンした話題のフレンチレストラン「DOUZE GOUT 12+(ドゥーズ・グー)」である。
一階は鏡やステンレスを採り入れたスタイリッシュな空間。
左手の階段を上ると、二階は町家ならではの太い梁がアクセントとなったレトロな雰囲気が漂う。フレンチというと若い女性に人気のイメージがあるのだが、此処には、普段は和食を好まれそうな年配のお客様も多い。肩肘張らない和やかな雰囲気と洗練されたサービスの為だろう。

12の美味しさ

「ドゥーズ・グー」とはフランス語で「12の美味しさ」という意味。「美味しいものを少しずつ、たくさん食べたい」という欲張りな気持ちから、このコンセプトが生まれたという。人気のドゥーズコースは12皿の料理。毎月ごとにその季節に合った食材を使って、繊細で美しい、京都ならではのフレンチを堪能できる。また、カトラリーには京都で百年以上の歴史を持つ菜箸が添えられており、その使いやすさにも感激。

京都 グルメ 「DOUZE GOUT 12+」 京都 グルメ 「DOUZE GOUT 12+」

こだわりの原点は素材に有り

料理へのこだわりは素材選びにはじまる。同店では、京都大学でも野菜作りを教える名人・契約農家の石割さんが育てた有機農耕京野菜を使用。卵は京都北部・美山町で放し飼いにされている鶏の有機有精卵を。魚は福井県、若狭・高浜漁港から直送される新鮮なものばかり。見た目の美しさ、器の楽しさにもこだわり、一皿一皿の料理が人間の五感すべてに驚きと満足を感じさせる。

京都 グルメ 「DOUZE GOUT 12+」 京都 グルメ 「DOUZE GOUT 12+」

ひと皿ごとに相性の良いワインを

ワインリストには常時200種類ほどが記され、フランス・イタリア・ドイツ・スペイン・カリフォルニア・オーストラリアなど、世界各国のワインが愉しめる。コース料理の一皿ごとに香りや味わいを選べるよう、グラスワインも多数そろえられている。スタッフのほぼ全員がソムリエという嬉しい環境、迷ったら近くのソムリエに尋ねてみるのも一興だ。

幾つもの感性が織り重なって…

着席してふと気づくのは、路地のライト、一階の鏡、二階の窓、すべてが目線の高さにあるということ。新鋭の建築デザイナー・小津誠一氏の仕掛けである。入り口と二階の箱庭には若手フラワーデザイナー・辻佐永子氏の独創的な作品が色を添える。二階を彩るのはロイヤルアカデミー・オブ・アーツに現存アジア人作家として初の個展を開くなど、海外でもその実績を認められている、濱中応彦氏の水墨画。あたかも箱庭から吹く風に"絵"の笹の葉が舞うような、不思議な世界観を紡いでいる。

掲載情報は2006年夏に取材した内容で、写真はすべてイメージです。

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