あうんぼ

[祇園]

体にほっこり、一汁三菜の京風創作料理

素材選びにも健康への思いを込めて

京都 グルメ「阿吽坊」

東山の麓・下河原(しもがわら)通に佇む「阿吽坊」は、お客様との“あうんの呼吸”による楽しい食空間つくりと、お客様の“健康”への思いを込め、京風の創作料理を提供する。食材は有機栽培の野菜を中心に、北海道や三重県から直送の魚介、動物性たんぱく質の代わりに生麩を使うなど体にやさしいものばかり。昼は「一汁三菜」、夜は「一汁八菜」を中心にアラカルトもあり、食事だけ楽しむにも、お酒とともに味わうにもほどよい量だ。主品は日替わりで、夜なら主菜6~7種類、和え物5種類ほどの中から選べ、あとの一菜はおまかせの一品が出るのが嬉しい。地元客はもちろん、「京都を訪れたら必ず立ち寄る」という、国内外の旅行客が多いというのもうなずける。

京都 グルメ「阿吽坊」

おいしい有機野菜をさらにおいしく

京都 グルメ「阿吽坊」

供される一品一品は色々な具材を組みあわせ、特に野菜が豊富で、女性はもちろん男性にも好評。名物のひとつ「自家製ひろうず」にはニンジン・ゴボウ・ギンナン・ユリ根、人気メニュー「青野菜の湯葉巻」には白菜・筍・チンゲン菜など…野菜をたっぷり使う。奈良・吉野や京都・上賀茂の野菜のほか、北海道や奥飛騨などからも新鮮野菜が届き、その日の献立に盛り込む。どの野菜も味が濃く甘く、それを上品な出汁が一層引き立てて、なんとも贅沢な味わいに。

締めは「呉汁」と季節のご飯

京都 グルメ「阿吽坊」

コースに付く汁物は「呉汁」といって、水に浸けて柔らかくした大豆をすりつぶして入れた味噌汁のこと。主人の出身地である熊本では合わせ味噌で作るそうだが、そこは京都らしく白味噌仕立てで。大豆の香りと白味噌の甘みが調和した、豊かなコクを堪能したい。共に出されるご飯は、桜、たけのこ、ハモ、カキ、松茸など、とにかく季節感たっぷり。一汁三菜のシンプルさを守りながら、楽しみが尽きない料理構成に、誰しもが満足することだろう。

京都 グルメ「阿吽坊」

溢れんばかりの和の風情も魅力

京都 グルメ「阿吽坊」

元旅館を改装した風雅な外観が、町並みにしっとりと馴染む。打ち水のされた飛び石の露地を抜け中へ入れば、掘りごたつのカウンターと座敷を配した、ゆったりとした空間。手入れの行き届いた苔庭、カウンター越しには東山の借景が望め、その溢れんばかりの京情緒とくつろぎ感が、客人を魅了してやまない。店の周囲には高台寺、八坂の塔、石塀小路など名所旧跡が点在するので、ぜひ、そぞろ歩きを。

掲載情報は2008年5月に取材した内容で、写真はすべてイメージです。

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