[嵐山・嵯峨野]
天龍寺前という、嵐山のメインストリートに建つ「京味菜彩 庵珠」は、お客様の9割を観光客が占める、「京都ならではの料理」が味わえる人気店。嵐山の名物「湯豆腐」と京丹波産「丹波牛ステーキ」をメインに、湯葉や生麩、京野菜といった食材を使った料理が、御膳で楽しめる。
豆腐は、近くの豆腐屋で同店専用に特別にあつらえている。富山産エンレイ大豆に、特製にがりを使った豆腐は、甘みが強く、濃厚な味わいが特長だ。口に含むと溶けるような口当たりもたまらない。湯豆腐が基本だが、夏は冷奴かどちらか選ぶことができる。
丹波牛の仕入先決定には、オーナーや料理長が牧場まで足を運んで目利きしたという。丹波の大自然のなか、牧場主が丹精込めて育てた丹波牛は、肉質が柔らかく、旨みがしっかりと感じられる。この肉をポン酢や大根おろしなどを添えて和風に仕上げたステーキが、コース料理のメインとして登場する。
「観光の合間に、気兼ねなくくつろいでほしい」との思いから、広々とした店内には、テーブルがゆとりをおいて配置されている。さらに、各産地の陶磁器をはじめ、祇園祭や葵祭をモチーフにした手描き友禅の絵などが店内を飾る。ゆったりとした空間で、美しいものに囲まれて過ごすひと時は格別だ。カフェタイムには和風のパフェやぜんざいなどもあり、嵐山散策の途中、京都の味を堪能したり、また、一息つくのにもってこいのお店だ。